カワサキ「VERSYS 650」に新色登場！　最新機能も進化

　カワサキの人気マルチパーパスモデル「VERSYS 650」に、2025年モデルとして新色が追加されます。9月27日発売予定の新型は、アプリ連携機能も進化し、ツーリングから街乗りまで快適さがさらに向上。気になる装備や特徴を詳しく解説します。

文：ベストカーWeb編集部／画像：PRTimes

旅も日常も一台でこなす「VERSYS 650」に最新モデル登場

　カワサキのミドルクラスアドベンチャーツアラー「VERSYS 650」が、2025年9月27日にリニューアルして発売されます。今回の変更点は主にカラー＆グラフィックの刷新と、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」への対応強化です。

　新たに設定されたカラーは「メタリックディープブルー×メタリックスパークブラック」。落ち着いたブルーと艶やかなブラックのコントラストが、都会的な雰囲気とアドベンチャーらしい力強さを兼ね備えています。見た瞬間に「走り出したくなる」カラーリングです。

快適さと安心感を両立する装備群

　VERSYS 650の魅力は、ミドルクラスながら本格的なツーリング性能を備えている点にあります。

・水冷649ccパラレルツインエンジン：低中速域のトルクに優れ、市街地からワインディングまで扱いやすさが際立つ。
・アップライトなライディングポジション：長距離でも疲れにくく、視界も良好。
・ロングストロークサスペンション＋170mmの最低地上高：路面状況の変化にも柔軟に対応。
・20L燃料タンク：ロングツーリングで給油の手間を軽減。
・KTRC（カワサキトラクションコントロール）＆ABS：雨天や荒れた路面でも安心の走行をサポート。
・ETC2.0標準装備：高速道路ツーリングもスムーズ。

　さらに、純正アクセサリーとしてトップケースやパニアケースも用意されており、キャンプツーリングから通勤まで幅広い用途に対応します。

アプリ連携で便利さも進化

　今回のモデルから、カワサキ純正アプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」で音声コマンドやナビ機能が利用可能になりました。

　納車時には1年間無償ライセンスが付与されるため、ライダーは追加費用なしで最新機能を体験できます。ライディング中に音声でナビや車両情報を操作できるのは、安全性と快適性を両立する大きなポイントです。

コストパフォーマンスにも注目

　価格は116万6000円（税込）。ETC2.0やABSに加え、3年間の定期点検とオイル交換が無償で受けられる「カワサキケアモデル」であることを考えると、維持費を含めたコストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。

　ライバルの大型アドベンチャーモデルに比べると車体がスリムで扱いやすく、ベテランライダーはもちろん「初めてのツアラー」にも最適な選択肢となっています。

まとめ

　新色と最新アプリ対応で進化した「VERSYS 650」は、ミドルクラスで旅も街も楽しめる万能モデルです。