スバル STIのスーパースポーツが来春登場へ 伝説の22B-STi級!?

車名には「S」ではなくかつての「R」が付く可能性も?

STIが手がけるコンプリートカーには「S」の名が付くが、2010年発売の限定車には「R205」の名が付けられた例もある
STIが手がけるコンプリートカーには「S」の名が付くが、2010年発売の限定車には「R205」の名が付けられた例もある

——そのスーパースポーツはSの名が付くのですか? それともRですか?

平川 Sではないアルファベットが付くことになると思いますが、まだ決まっていませんので……。

——いずれにしてもようやくSTIが重い腰を上げて、突き抜けたクルマを出すんですね。ワクワクします! それはEJ20エンジンを搭載するのですか?

平川 その枠にこだわっていませんが、まだどうなるか、わかりません。

——来年あたりにSTIからスーパースポーツが出ると聞いたら、大騒ぎになるのではないでしょうか。そのモデル以外、STIの今後はどうなっていくのでしょうか?

平川 まずはSTIブランドを強化することが重要で、そのための第一のステップとして、レヴォーグや新型BRZに設定した最上級グレードの「STIスポーツ」を定着させたいと思います。

 もちろん、それ以外の車種にもSTIスポーツは増やしていきたいですし、スーパースポーツ以外にも魅力的なコンプリートカーは考えていきたいです。

——将来的にはEVやハイブリッド車にもSTIモデルを出す予定はありますか?

平川 STIとしては、どんなモデルであってもSTIモデルをラインアップしていきたいですね。STIらしい特徴、世界観を持たせて。

——ありがとうございました。実に歯切れのいいお言葉でビックリしました。

平川 STIブランドは純粋なモータースポーツブランドです。それなのに最近STIは丸くなったという声を聞いています。それを払拭するために“知的なんだけど、危険な香りがするクルマ”を作っていきたいと思っています。

 特に、来年4月にSTIは創立30周年を迎えますので、なにか記念になることをやりたいですね。

STIの社長を務める平川良夫氏(※本インタビューは2017年9月末に収録)
2014年に富士重工業常務執行役員およびスバル技術本部副本部長から、STI社長に就任した平川良夫氏(※本インタビューは2017年9月末に収録)

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