スープラ、レクサスLC…月販二桁で頑張るクルマたち11選 理由と打開策

■レクサスLC(2017年3月デビュー・1350万~1500万円)

●直近3カ月の販売台数 7月…107台、8月…50台、9月…114台

 レクサスのフラッグシップクーペで、477ps/55.1kgm発生の5L、V8を積むLC500と、3.5L V6ベースのハイブリッドシステムを積むLC500h(システム出力=359ps)を用意。今年6月にはコンバーチブルも加わった。

レクサスLC
レクサスLC

●クラブ脱会に向けてすべきこと…V8、5LのLC500が1350万円以上、V6、3.5LハイブリッドのLC500hは1400万円以上で、月販平均にするとみごとに販売ふたケタCLUB。V8、5Lにはツインターボを組み合わせ、出力を650psまでアップ。駆動方式は4WDだ。レクサスの最上級スポーツモデルだから性能も最速を誇りたい。環境規制前にひと華咲かせる。

●目標値引き額…25万円

■レクサスLX(2015年9月デビュー・1135万6481円)

●直近3カ月の販売台数 7月…56台、8月…54台、9月…84台

 ランドクルーザーのレクサス版だが、ランクルが4.6Lなのに対し、こちらは5.7LのV8(377ps/ 54.5kgm)を搭載、ミッションも8速ATが組み合わされる(ランクルは6速)。日本におけるSUVの頂点的存在。

レクサスLX
レクサスLX

●クラブ脱会に向けてすべきこと…LXの魅力は、大柄なボディに国産乗用車で最大のV8、5.7Lエンジンを搭載すること。大胆な存在感が一番の特徴だから、フレーム構造のボディを生かし、約1.5mストレッチさせたリムジンも用意する。全長は6.5m前後。スピンドルグリルには無数のLEDを散りばめ、内外装が日本車で最も豪華絢爛なSUVに作り込む。

●目標値引き額…26万円

■ホンダ クラリティPHEV(2018年7月デビュー・598万9500円)

●直近3カ月の販売台数 7月…1台、8月…2台、9月…1台

 1.5Lエンジン+2モーターハイブリッドのシステムをベースに、バッテリーの高容量化などの電動コンポーネントの性能向上によりEV走行距離101km(WLTCモード)を実現したプラグインハイブリッドセダン。

ホンダ クラリティPHEV
ホンダ クラリティPHEV

●クラブ脱会に向けてすべきこと…燃料電池車のクラリティフューエルセルは783万6400円だが、2020年度には210万円の補助金が交付されて実質573万円。それを考えるとPHEVの598万9500円は割高だ。そこで一気に約134万円値下げしてアコードと同額の465万円とする。ハイブリッドのアコードと同額でプラグインが買えるなら割安だ。

●目標値引き額…22万円

■日産 GT-R(2007年12月デビュー・1082万8400~2420万円)

●直近3カ月の販売台数 7月…53台、8月…46台、9月…61台

 デビューから10年以上を経て、いまだ一線級の実力を誇る驚異の4WDスポーツ。搭載する3.8LのV6ツインターボエンジンは480psでスタートし、その後多くの改良を経て現在は570ps(NISMOは600ps)を発生。

日産 GT-R
日産 GT-R

●クラブ脱会に向けてすべきこと…走りは今でも最高水準だが、発売後13年を経過。価格は発売時点では777万円だったが、今は最も安い仕様でも1082万8400円。300万円以上値上げした。フルモデルチェンジは難しいので、価格を777万円に戻した簡素なグレードを追加したい。そして使い方に応じて各種パーツを上級化できるメニューを用意する。

●目標値引き額…23万円

次ページは : ■トヨタ グランエース(2019年12月デビュー・620万~650万円)

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!