MX-30の投入でマツダに変化が!!
MX-30の発売に際しては、最近のマツダでパターン化していた予約受注開始の大幅な前倒しを行わなかった。発表と発売は2020年10月8日で、受注開始は若干早めたが9月下旬だ。
今までのように注文してから納車まで長々と待たされる不満は解消され、10月11日の日曜日には、販売店で試乗も行えた。良心的な売り方であった。
MX-30はエンジンやグレードが少ないから可能だった事情もあるが、一時期はメーカー優先になっていたマツダの売り方が、顧客を重視する姿勢に変わりつつある。今後はモデルチェンジの時期も、わかりやすくしてほしい。
これからのマツダは、MX-30の築いた新しいデザイン路線に沿って、再び背の高いコンパクトカーなども手掛ける。
MX-30の開発者は、「今までマツダ車に関心を寄せなかったお客様を、MX-30で振り向かせたい」という。そのためには受注方法から改良を実施する時期まで、すべてを顧客重視で行う必要がある。
2012年に魂動デザインとスカイアクティブ技術で生まれ変わったマツダは、再び新たな発展の時期を迎えている。商品と併せて、売り方も共感を得られるものになってほしい。
コメント
コメントの使い方