ヤリスクロス、レヴォーグ…2020年の新型車9台「魅力」と「気になるトコロ」全調査

■マツダ MX-30(242万~305万2500円)

デビュー:2020年10月/全長4395×全幅1795×全高1550mm、ホイールベース2655mm、1460kg、2L直4+モーター、156ps/20.3kgm、6.9ps/5.0kgm(モーター)、WLTCモード15.6km/L(標準)
デビュー:2020年10月/全長4395×全幅1795×全高1550mm、ホイールベース2655mm、1460kg、2L直4+モーター、156ps/20.3kgm、6.9ps/5.0kgm(モーター)、WLTCモード15.6km/L(標準)

●推せるトコロ…観音開きのドアが大好きで、デザインに惚れちゃったなら、TVCMに使われているマルカ・ルブテの曲を聴きながら走ると最高の気分になれます。発電機モーター使ったアイドルストップシステムのため、停止からの始動音が静かで振動なし。セルモーター使うタイプはアカンね。

●気になるトコロ…リアシート狭く+2のような使い方しかできない。リアシートの人の乗降、前のドアを開けないとならない。兄弟車となるCX-30より80kgも重いせいか、アクセル踏み込むとエンジン賑やか。乗り心地もドタバタ緩くて快適とはいえないです。あまり売れなくていいとマツダは言う。

●人気グレード(1グレード)
1)2WD 
2)4WD

●値引き目標額:14万円 →→→ 値引き引き締め傾向

■ホンダ オデッセイ(349万5000~458万円)

デビュー:2013年10月/全長4855×全幅1820×全高1695mm、ホイールベース2900mm、1695kg、2L直4+モーター、145ps/17.8kgm、184ps/32.1kgm(モーター)、WLTCモード19.8km/L(e:HEVアブソルートEX)
デビュー:2013年10月/全長4855×全幅1820×全高1695mm、ホイールベース2900mm、1695kg、2L直4+モーター、145ps/17.8kgm、184ps/32.1kgm(モーター)、WLTCモード19.8km/L(e:HEVアブソルートEX)

●推せるトコロ…床を平らに仕上げながら、渾身の低床設計によって乗降性がいい。床が低いので、3列目に座っても床と座面の間隔に余裕がある。アルファードの3列目より快適だ。また床が低いため、1300mmの室内高を確保しながら全高は1700mm以下に抑えられた。重心が下がり安定性もいい。

●気になるトコロ…7人乗りの2列目は、乗員の体を包み込む形状で快適だが、小柄な乗員が座ると大腿部を押された感覚になりやすい。ボディが大きく、後方視界も良好とはいえず、混雑した街中では運転しにくく感じる。アルファードに比べると、外観の存在感や見晴らし感覚が乏しく人気も伸び悩む。

●人気グレード
1)e:HEVアブソルートEX
2)アブソルートEX
3)アブソルート

●値引き目標額:22万円 →→→ まずまずの値引き状況

■日産 エルグランド(369万4900~789万300円)

デビュー:2010年8月/全長4695×全幅1850×全高1815mm、ホイールベース3025mm、1930kg、2.5L直4、170ps/25.0kgm、WLTCモード10.0km/L(250ハイウェイスターS)
デビュー:2010年8月/全長4695×全幅1850×全高1815mm、ホイールベース3025mm、1930kg、2.5L直4、170ps/25.0kgm、WLTCモード10.0km/L(250ハイウェイスターS)

●推せるトコロ…1列目のシートには、セダンのような囲まれ感がある。インパネの形状を含めて、ドライバーが車両との一体感を得やすい。背の高いミニバンでありながら走行安定性にも不満はない。V型6気筒3.5Lエンジンは、実用回転域の駆動力が高い。2.5Lも排気量のわりにパワフルだ。

●気になるトコロ…Lサイズミニバンなのに3列目に座ると膝が持ち上がって窮屈だ。3列目は前側に倒して格納する方式だから、荷室を広げた時に、床面がシートの厚みで持ち上がる。自転車などの大きな荷物は積みにくい。ハイブリッドが用意されずアイドリングストップもない。運転支援機能は設計が古い。

●人気グレード
1)250ハイウェイスターS(7人)
2)アーバンクロムハイウェイスター
3)アーバンクロムハイウェイスタープレミアム

●値引き目標額:24万円 →→→ 値引き拡大傾向

次ページは : ■レクサス IS(480万~650万円)

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!