■大穴・アメリカンワゴンにも注目してみたい!
文字数が少ないため端的にいこう。
このなかでもっともスタイリッシュと思えるのは現行型ボルボV90だが、ハッキリ言って新車も中古車も高い。
そしてシトロエンやアルファロメオのステーションワゴンはおしゃれだが、絶版車ゆえ、慣れていない人は中古車選びの段階でハズすリスクもある。
ということで、ここでの最注目株はズバリ「キャデラックCTSスポーツワゴン」。
ちょっと正体不明な感じのデザインと、街中であまり見かけない希少性がステキじゃないか!
【番外コラム】ところで中古の、しかも輸入車って大丈夫なのか?
主に国産新車の情報を扱うベストカーだが、この特集では輸入車も、しかもその中古車も積極的に取り扱っている。となると、「そんなモン、危なっかしくて絶対に買えないよ!」的に感じる人も多いのではないかと推測する。
……その気持ちはわかるし、実際、中古の輸入車は故障が発生しがちであることを否定もしない。だが、ツボを押さえた探し方と選び方を行えば、中古のガイシャであってもそう簡単にぶっ壊れるものではないのだ。ならば、何をどう選べばいいのか? 当ページと次ページにわたって"極意"の一端をご紹介しよう。
●中古車選びの基本3箇条
1. 安すぎるモノは買わない……「高いモノなら絶対安心」とは言い切れないのが難しいところではあるが、中古車というのはたいてい「値段なり」である。平均相場よりあまりにも安い個体は、97%の確率でハズレだ
2. 内外装の「痕跡」をよく見る……中古車は内外装の「化粧直し」をしたうえで展示されるが、それでも手荒く扱われてきた個体には“痕跡”が見られる場合が多い。室内がクサいものや小キズの跡が多いものはパスしたい
3. 記録簿の「質」を重視する……「整備記録簿」が残っているといっても、その内容は千差万別。正規ディーラーで点検整備を受け、さらに定期点検以外の明細書もきっちり保管されているような個体にアタリが多い
●中古ステーションワゴンの選び方
前項で述べたことはあくまで「基本」で、実際に輸入中古車選びを成功させるには「上級編」の知識も必要となる。この限られた紙幅でその上級テクをお伝えするとすれば、「中古車はタイヤに注目せよ」ということになるだろうか。
ダメな感じの中古ガイシャは多くの場合、山がほぼ残っていないツルツルのタイヤを履いている。前オーナーがテキトーかつクルマにお金と愛をかけない人で、さらに販売店も、売り物の品質管理に気を使っていないことの、ひとつの証拠だ。
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