東京2020オリンピック競技大会が開催された週の7月19日(月)より、首都高速道路(首都高)では、多くの人々が移動する時間帯においてマイカーの料金が1000円上乗せとなった。また、一部の道路では五輪専用レーンも設置され、一般車通行禁止などの規制も実施されている。
常日頃、マイカーで首都高を利用している層からすれば、「無観客で人の流れや交通量も減っているはずなのに、そんなことする必要はあるのか?」と疑問に感じるのは当然だろう。
そこで本稿では、これら交通規制の意味と効果について、自動車評論家にして交通ジャーナリスト、首都高に造詣が深い清水草一氏が解説する。
文/清水草一 写真/kurosuke-Stock-Adobe.com、フォッケウルフ
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