ハリアーまさかの8位!?? 超激戦ミドルクラスSUVワールドトップ10

■なぜ上位に来ない? 日本車 足りない部分はここにある

 このクラスでは見栄えや性能も問われるようになる。しかも価格の高いプレミアムブランド勢も入ってくるから大変だ。日本勢は機能性やコスパでは優位でも、そこから先で引け目を感じる面がいくつかある。

 そのひとつが「圧倒的な個性」だ。日本勢が負けているというよりも、海外勢には個性の表現が巧いなと感心させられる例がいくつもある。

 それはディフェンダーのように顕著な例に限る話ではなく、常識的な普通のクルマでもだ。日本勢も頑張っているのはわかるが、海外勢ほどやりきれていない例が多い。

ビッグマイナーチェンジを行ったフォレスター
ビッグマイナーチェンジを行ったフォレスター
ハリアーは7位。このクラスの激戦ぶりがわかる
ハリアーは7位。このクラスの激戦ぶりがわかる

 さらには「圧倒的な性能」だ。このクラスになると、海外勢はハイパフォーマンス系が存在感を発揮しているのに対し、日本勢はちょっと寂しい。

 日本勢もハイブリッドをはじめハイテクで先をいくのは素晴らしいことだが、ハイパフォーマンス系もあったほうがプレゼンスがもっと上がるはずだ。

 加えて「圧倒的なブランドイメージ」もそうだ。例えばボルボ=安全、プジョー=猫足や個性、VW=信頼性など、海外勢にはブランドの名前を聞いただけでイメージできる超得意分野がある例が多い。

今秋発売の新型レクサスNX。PHEVも新設定し、電動化時代に対応
今秋発売の新型レクサスNX。PHEVも新設定し、電動化時代に対応

 日本勢でもトヨタ=ハイブリッドがあるが、それ以外はまだ“確立”されていないような気がする。

【画像ギャラリー】実際買うならどれがいい?? ミドルサイズSUV世界トップ10台の価格・諸元をギャラリーでチェック!!!

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

ベストカー12.26号 価格590円 (税込み)  あの「ジャパンモビリティショー2025…