MT廃止 ターボ廃止で嗚咽号泣!! 必ず叶う?!【スバリストが見る夢】

■フォレスターのターボを復活してほしい!

先代フォレスターXTの2L水平対向4気筒ターボエンジン(280ps/35.7kgm)。JC08モード燃費は、先代フォレスターのXTアイサイトが13.2km/L、新型フォレスターの2.5Lが14.6km/L、e-BOXERが18.6km/L

あと、エンジン関連で議論のネタになるのがターボ。新型フォレスターでターボがなくなったことを嘆く守旧派のファンの声は今も多いです。新型フォレスターに乗ると、シャシーの出来が素晴らしくよいため、もっと高出力のエンジンが欲しくなるのはクルマ好きの性というもの。

個人的には、仮にフォレスターにターボがあったとしても、もし買うならSUVらしさが濃いFB25搭載車を選びますが、気持ち的には、やはりフォレスターからターボがなくなったことは惜しまれます。

e-BOXERのハイブリッドシステムは、先代XV時代よりもかなり進歩したので、新しいパワーフィールとして楽しめる部分はありますが、それでもターボで得られる快楽とは別モノなので、ターボ好きの人を説得するのは難しいと思えます。

今後も守旧派ファンからのフォレスターにターボを求める声はやまないでしょう。将来的にターボの復活、またはe-BOXERの電気モーターアシストの力をもっと強くして「これならターボの代わりになる!」と思えるような発展版を追加してほしいところです。

■あ、ドロドロ音が懐かしい。シビれるボクサーサウンドに!

「ドロドロ」、「ドコドコ」と表現されるエキゾーストノートはボクサーサウンドと呼ばれていた。左右に分かれたシリンダーからの排気をエキゾーストマニホールドで1本にまとめるが、各シリンダーからのエキゾーストマニホールドの長さが異なると、集合部分で排気ガスがばらばらにぶつかり合う排気干渉と呼ばれる現象が起こり、ドロドロといった独特の音色になる。1990年代のレガシィ(初代~3代目)やインプレッサ(初代~2代目前期型)などが代表例。写真は1997年式インプレッサWRXタイプRA STIバージョン。あ〜、懐かしい

さらに、エンジン関連では排気サウンドについてもよく議論になります。不等長エキゾースト時代のドロドロ音は今聞いてもゾクゾクするほど耳に心地よく、初代WRX/レガシィあたりのモデルからスバルのファンになった人にとっては、不等長サウンドへの未練がなかなか断ち切れないものです。

ワタシも、初代WRXが永久に手放せない理由のひとつは、今でも時々不等長サウンドを楽しみたいからだったりします。しかし、あのドロドロ音は排気干渉というエンジン性能を妨げるものでしたし、ひと昔前のスバルユーザーのすべてがドロドロ音好きだったワケでもないので、いまさら復活させるのは微妙。ただの騒音に感じる普通の人もいますから。そこで求めたいのは、吸気音の音質の向上です。

例えば、4代目レガシィでは、スロットルボディがエンジン房内のほぼ中央にあり、しかも車室内向きに設置されているという、縦置き水平対向エンジンならではのレイアウトを活かして、吸気チャンバーやエアクリーナーをスピーカーとして利用しました。

チャンバー内部のリブの削除や高さの変更、およびチャンバー面の曲率や肉厚変更により狙いの周波数域に合わせるなどして、音質を調律していたのですが、そういう吸気サウンドへのこだわりを再びみせてほしいのです。

その点、BRZの吸気サウンドはかなり良い音質で、排気音よりも吸気音でドライバーを高揚させてくれるので、BRZ以外にもシビれる系の吸気サウンドを展開してほしいと願います。「S#」に切り替える時も、吸気の音質が変わるなどの演出があればと思います。

このほか、WRC復活、軽自動車の生産&販売を再開、レガシィツーリングワゴン復活など、まだまだたくさんありますが、スバルを愛しているからこその夢なのです。

スバルさん、ぜひ、ワタシの意見を聞いてください。お願いです。夢を叶えてください!

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