■運転席に収まる感覚はクーペのようだ
さらにこれらを活かすダイナミックなフォルムとキャビンのデザインにも注目だが、UXは特に運転席まわりの造形が重要な”キー”となる。
地上高はC-HRよりわずかに高く実際の着座位置もそれなりに高いはずなのに、運転席に収まる感覚はクーペのように低い。
ダッシュボードの高さを低く抑え視覚的な”ぬけ”がとてもいいうえに、包まれ感も充分な点が独特なのだ。
安全装備はより進化したレクサス・セーフティシステム・プラスを搭載。後席スペースは充分な広さを保つが特別なサイズではない。
が、乗降性は前後席とも申し分なし。ラゲッジスペースが少々物足りないが、これはリアデザインにこだわったためだそうで、そういう割り切りとこだわりが個性を生む。
試乗を終えて欧州プレミアムブランドのライバルたちの顔が浮かぶも、どれ一つとして似ているものはいない。
あとは国内ブランドらしい日本で買えるプレミアムモデルらしい価格であれば……、そう願うばかりであった。
【発売時期 & 価格詳細 ~Web編集部まとめ~】
ベストカーWeb独自の調査によると発表は2018年11月27日の予定。価格帯はガソリンが390万円~474万円、ハイブリッドが425~509万円(2WD)、451万円~535万円(4WD)になりそう。
12月上旬から展示になりそうだが、そこからの申し込みになると年内の納車はかなり厳しい。
コメント
コメントの使い方