約500万円のテスラ日本初上陸!!! その驚愕な中身に唖然

■モデル3の価格は約519万〜約723万円!

 グレード名はモデルSやモデルXで使われていたバッテリー容量を表す数字は使われていない(バッテリー容量の電力量は非公開)。航続距離260マイル(約418km)/0〜60mph加速5.6秒で後輪駆動のモデルをミッドレンジバッテリー、航続距離310マイル(約498km)/0〜60mph加速4.5秒で4輪駆動のモデルをロングレンジバッテリー、航続距離310マイル(約498km)/0〜60mph加速3.3秒で4輪駆動のモデルをパフォーマンスバッテリーと名付けている。

■ミッドレンジバッテリー
0〜60mph加速:5.6秒
最高速度:約201km/h
駆動方式:RWD
航続距離:約418km
価格:約519万円(4万6000ドル)

■ロングレンジバッテリー
0〜60mph加速:4.5秒
最高速度:約233km/h
駆動方式:AWD
航続距離:約498km
価格:約598万円(5万3000ドル)

■パフォーマンスレンジバッテリー
0〜60mph加速:3.3秒
最高速度:約249km/h
駆動方式:AWD
航続距離:約498km
価格:約723万円(6万4000ドル)

※60mphは約96.6km/h。モーターの出力&トルク、バッテリー容量などのスペックはまだ明らかになっていない

 アメリカ仕様の価格は、ミッドレンジが約519万円(4万6000ドル)、ロングレンジが約598万円(5万3000ドル)、パフォーマンスが約723万円(6万4000ドル)。

 日本での価格は、為替相場の変動によって変わるため、発表されたアメリカ仕様の価格は参考値。納車時期の為替レートでの価格、輸送コストおよび諸経費がかかる。モデルSの場合、アメリカでの価格に100万円ほど上乗せした価格になるという。

 日産のEV、リーフと比較してみるとどうなるか? リーフの価格は315万360〜403万2720円。バッテリー容量は40kWhで、航続距離は400km。ボディサイズは全長4480×全幅1790×全高1540mmと、テスラモデル3より、ひと回り小さいサイズだ。

 気になるモデル3のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金)だが、まだ認証を取っていない段階のため、正式な補助金額はまだわからないが、モデルS、モデルXともに全グレード40万円だから、同額になるのではないかと思われる。ちなみにリーフも全グレード40万円だ。

トランク容量は425Lと充分な広さ

フロントボンネット下にトランクがある。あまり深くない

■日本での納期は2019年後半以降

 モデル3の生産立ち上がりの遅れや生産が追いついていないというあまりよくないニュースがこれまで流れていたが2018年11月現在では、このモデル3を含めて週あたり8000台の車両を生産しており、2018年7月から9月までの3カ月間だけで、実に8万5000台を納車しており、ようやく生産が軌道に乗りはじめているとのことだった。

 さて、2018年11月にモデル3の予約を入れた場合、納車はいつになるのか? このモデル3の予約が始まったのは2016年3月31日と、2年半以上経っているため、相当数の受注を抱えていると思われる。会場の担当者に聞いてみると「テスラでは受注台数を明らかにしていないため答えられません」とのことだったが、かなりの数を受注しているらしい。

 ただ納車が、アメリカ、カナダ、欧州、中国の後、右ハンドルの日本という順番になり、最初に予約したユーザーの納車が2019年後半というから、「今予約してもいつになるのか答えられません」と困惑気味だった。

 ちなみに正式に予約したい場合、15万円の予約金が必要になる。正式に予約すると、ホームページで納車時期を逐一調べることができるようになる。

 日本導入モデルは右ハンドル仕様となり、車両に対して4年5万マイルまでの、バッテリーに対して8年10万マイル(ロングレンジ/パフォーマンスは12万マイル)までの保証が付く。

次ページは : ■充電環境はどうなっている?

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!