■265/35R19サイズの幅広タイヤを収める専用ワイドフェンダー
エクステリアで目立つのは、フロント、サイド回りでは専用のワイドフェンダーやフロントフェンダーのエアアウトレットとフロントバンパーサイトのカナード、S209ロゴ入りサイドガーニッシュだ。
ちなみにフロントフロントバンパーのカナードは、ダウンフォースを発生させ、コーナリング時の速度を向上させる役割を持っている。
フロントフェンダー上のエアアウトレットはエンジンルームに溜まった熱を逃がす構造になっており、これも新規開発。
リア回りでは2つのエアアウトレットが開けられたリアバンパーやS209ロゴ入りのドライカーボン製リアスポイラーがスペシャル感を演出。
特に22B-STIをリスペクトしたようなワイドフェンダーは迫力満点。このフェンダーに収まるのは歴代STIモデルで最大の幅を持つ265/35R19サイズのダンロップ製SP SPORT MAX GT600Aと伝統のゴールドカラーが眩しいBBS製鍛造19インチアルミホイールだ。専用タイヤは住友ゴムとゼロから開発したものでかなりの高グリップ性能だという。ちなみにS208が255/35R19、タイプRA-Rが245/40R18、北米仕様のタイプRAが245/35R19。
サスペンションは、専用開発のビルシュタインダンパー(フロントストラットは倒立式)に専用コイルスプリング、強化ブッシュが装着されている。
シャシー開発にあたってはニュルブルクリンク24時間レースに参戦しているレースカーから、その多くをフィードバックしている。
今回、後席とトランクをつなぐボディとの境目に設置された新開発のリアのドロースティフナーやストラットタワーバー、ピロボールブッシュ・リアサスリンクといったSTI独自のフレキシブルパーツなどがそれだ。また軽量かつ車体剛性を高めるカーボンルーフ(S208ではNBRチャレンジパッケージに装着)を採用。
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