欧米の高速にジョイントが少ない理由
なぜジョイントを設けるかというと、温度変化による橋桁の伸縮を吸収するためと、地震対策だ。橋桁を独立させることで、大規模地震の際、揺れの力を逃がす免振構造となる。
日本の高速道路には、このジョイントがケタはずれに多い。理由としては、まず高架部が多いことが挙げられる。日本の都市部では、高速道路はどうしても高架構造にせざるを得ない。高架構造にはジョイントが付きもの。これで乗り心地が悪化する。
日本の平野部には中小河川や水路、鉄道が多数通っていて、そのたびに橋でまたぐ必要がある。橋の両端には大抵ジョイントが設けられる。だから地方部にも「ガタン」と来るジョイントは少なくない。
欧米の平野部にも川や道路がないわけではないが、日本に比べるとはるかに少なく、高速道路でも、地表面にそのまま建設されている区間がとても長い。
結果としてジョイントはぐっと少ない。ドイツ・アウトバーンのように速度無制限区間を持つ道路もある。路面が悪かったら即大事故につながるから、凹凸はほとんど感じない。路面が鏡のように平滑だからこそ、ドイツ車のサスペンションはしっかり固めにすることができた。風土がクルマを作るのだ。
近年、首都高や阪高、NEXCO各社とも、ジョイントを減らす改良工事を行っている。それによって、車内で感じる騒音や振動だけでなく、沿道環境も良くなる。しかし、完全に無くすことはできない。
コメント
コメントの使い方アメリカは舗装の90%以上がコンクリート。韓国も60%がそう。日本は逆に90%以上がアスファルト。アスファルトは耐久性に欠け短期間で補修工事が必要。北海道は予算不足と厳しい自然環境でアスファルトのパッチで凸凹。北米のように北海道はコンクリート舗装にすべきだ。
ロードノイズと共振振動がハンパなく多くなるから
全面コンクリートは嫌だな。
アメ車があんなユルユルなセッティングなのもコンクリート舗装が多いお国柄のせいだし。
アメリカのLAXからフリーウェイとか行きました大分前でしたがコンクリート舗装でした、韓国も高速道路コンクリート舗装でどちらもゴツゴツ乗り心地悪いノイズも酷かった、。欧米と設計想定規格なども違うので一概に比べられないと思うけど日本のシビアな気候や、耐震にも対応していると思います。写真は東北道で確か真下に活断層が有った地点ですね。こんな写真載せると日本の道路は駄目みたいな印象になりますね。
海外の高速を運転したことがないのでわかりませんが、日本の高速でそれほどつなぎ目を感じることはありませんし、それより、コンクリが古くなって騒音を感じるほうが多いかな程度です。少なくとも、外国映画で見る山間部の専用レーンよりは全然マシかなと思います。
ニューヨークに住んでました。
米国は乗り心地どころか高速道路によくぱんくしないなという穴があいています。現地行かなくてもちょっと調べればわかるようなものですが、記事に載せるのに誰も調べないんでしょうか。ジョイントのお話はいいのに残念です。
他の方も述べているように海外の道路は「水捌け」が圧倒的に悪く、走れないレベルのときもあるのですが、そのこと忘れてませんか?
地質の違う欧米と、日本を比較しても何の意味も持たないんですがね…………
軟弱地盤と戦い、活火山の真下に高速道路を作れる技術を持つのは日本だけです。
日本の高速道路建設で間違ったのは、政治家と役人のライバル意識の為に今後を見据えたプランができなかったこと。
クルマの運転もしたことないような輩が、中途半端な法定速度を決めてしまったことです。
日本の場合は対策として高速道路の地下化をするしかないのかな
天候、騒音、景観、路面のジョイントがないからかなり便利になるとは思うけど
採算面で厳しいんだろうな
日本製の一部の特性が海外に負けているとからすべてが負けているという論旨の展開はいい加減に終了されてはどうか。他の方も御指摘されている通り日本の高速道路のレベルは世界最高水準だと思います。日本は地質の悪さ、山岳の多さという不利はあるが評価の前提をふっ飛ばして結果だけ比較して批判は公平ではない。今は海外渡航、生活経験者も多くメディア関係者が情報を取捨選択して読者を洗脳できる時代ではない。
アメリカのカリフォルニアの高速道路を走ったが、日本の高速道路が
いい。
カナダ人は日本の高速道路は最高水準っと行っています。 舗装のクオリティーや雨が降っても夜間でもライトに反射して光車線。
カナダにはないです。雨の夜は車線が見えません。それに、こっちの高速道路はつぎはぎだらけです。日本の高速道路は安全性が高いので羨ましいですね。