GT-R「今こそスカイラインGT-Rへの回帰を」
日産のスポーツカーのフラッグシップ、GT-Rも消滅の危機にあるといえる。
次期型GT-R開発の話題は幾度も上がってはいたが、特殊な開発手法&製造方法を必要とする車であるため、続行は困難に思えるのだ。
これまでGT-Rは、ポルシェ911などをベンチマークとし、スーパースポーツと戦う車であったが、車両開発費や特殊な製造工程、販売台数の少なさなどから、どうしてもコストが高くなってしまう。
今後は「目標性能」を見直して、メルセデスのAMGやBMWのMなどのラグジュアリースポーティカーを目指し、1000万円以下のGT-Rに戻した方が、販売台数も増やせるのではないか。
希望的観測だが、「GT-R」としてではなく、「スカイラインGT-R」として登場させていただきたい。我々クルマ好きは、そうした過去のストーリーとの融合が好きだ。
2007年にGT-Rとして独立したときの違和感を、このタイミングで払拭できれば、どれほど面白いシナリオに感じるか、想像してみてほしい。
リーフ「多車種のEV化で発展的消滅の可能性も」
意外に思うかもしれないが、リーフも廃止されるのではないかと推測している。
ただし、EVをなくしてしまうのではなく、EVパワートレイン技術を、車種跨ぎで採用する方針に転換し、e-POWERのように、既存車種の1グレードとして織り込むのではないか、という予測だ。
量販EVを世に知らしめたリーフのタスクは終え、次のビジネス展開をしてくるように思える。
例えば、e-NV200のアーキテクチャーを使えば、「e-セレナ」とすることも出来るだろう。さらにはエクストレイルにも搭載し、「e-エクストレイル」というのもあり得る。
個人的に筆者がEV化をおすすめしたいのは、初代リーフが開発される前のEVベース車両だったキューブだ。コミカルで古さを感じさせない秀逸なデザインのまま、「e-キューブ」になったら思わず買ってしまうかもしれない。
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単に不人気車をリストラしても、ラインナップの魅力が減るだけだ。
それならば、日産の持つ「財産」を生かし、新たなラインナップを生み出す工夫をしてみることをお勧めしたい。一刻も早い、日産の復活を期待している。
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