【マーチ、リーフなどどうなる?】日産 車種減で存続危ぶまれる車 5選


マーチ「コスト低減で魅力も削がれた悲運の車」

3代目の発売年、2002年には車種別で年間3位の13万9332台を販売したマーチも今や消滅危機に。2018年の年間販売は1万2121台と最盛期の10分の1以下だ

 現行型のデビューは2010年、すでに9年目となる。現行型マーチは、現在でも国内およびアジアにて販売されてはいるが、既に欧州市場では、2017年から後継車のK14マイクラが販売されている。

 ただし、K14型は欧州で戦うことを前提としたため、ベンチマークはVWポロであり、ボディサイズもK13に対して大きく、全幅1743mmと、現行ノートの1695mmよりもずっと大きい。

 K14マイクラは「マイクラ」という名前であっても、ヒエラルキーはノートの下ではなく、同等以上に位置する車。たとえK14マイクラをマーチとして国内市場に出しても、ノートの顧客を喰い合うことになってしまうだろう。

 もはやマーチを残しておく理由はない。コンパクトカーが欲しければ、デイズを勧めればよいのだ。K13マーチには潔い撤退をお薦めする。

GT-R「今こそスカイラインGT-Rへの回帰を」

今でも一線級の性能を持つGT-Rだが、登場から10年以上が経過。価格も1500万円以上となった今、存続が危ぶまれている

 日産のスポーツカーのフラッグシップ、GT-Rも消滅の危機にあるといえる。

 次期型GT-R開発の話題は幾度も上がってはいたが、特殊な開発手法&製造方法を必要とする車であるため、続行は困難に思えるのだ。

 これまでGT-Rは、ポルシェ911などをベンチマークとし、スーパースポーツと戦う車であったが、車両開発費や特殊な製造工程、販売台数の少なさなどから、どうしてもコストが高くなってしまう。

 今後は「目標性能」を見直して、メルセデスのAMGやBMWのMなどのラグジュアリースポーティカーを目指し、1000万円以下のGT-Rに戻した方が、販売台数も増やせるのではないか。

 希望的観測だが、「GT-R」としてではなく、「スカイラインGT-R」として登場させていただきたい。我々クルマ好きは、そうした過去のストーリーとの融合が好きだ。

 2007年にGT-Rとして独立したときの違和感を、このタイミングで払拭できれば、どれほど面白いシナリオに感じるか、想像してみてほしい。

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