【ハイエース、ジムニー、ランクル…】鰻のタレ的クルマ論~つぎ足しでン十年〜

RV系は秘伝のタレ度が高かった!

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ハイエース

 ここからは駆け足でいきましょう。ご長寿モデルは他にもあって、忘れてならないのはトヨタのハイエース。初代登場は’67年というからカローラとほぼ同じ。日本の経済を高度成長時代から支えてきた商用車だ。

 現行モデルは5代目で、初代からずっと荷物をたくさん乗せて運ぶという黒子的な役割を果たしてきた。なのでこれはもう秘伝のタレの味がどっぷり出ている。

 秘伝のタレ度は満点といえる。

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ランドクルーザー

 そしてもう1台秘伝のタレの味を濃厚に醸し出しているのがランクルだ。ボディサイズは今やとてつもなく大きいが、それは世界のニーズに合わせてきたから。

 ほかのSUVがオンロード性を重視してフレーム構造を捨てるなか、未だランクルはフレーム構造。これだけをとっても下味がしっかりしていることがわかる。

 秘伝のタレ度95点

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ジムニー

 そしてオフロード系ではジムニーも忘れてならない1台。軽いボディにフレーム構造。オフロードでの強みはこの車ならでは。重量級のSUVなんかよりよっぽど高い走破性を見せる。それが120万円代から買えるのだから凄い。

 45年の歴史に敬意を示して秘伝のタレ度は100点満点だ。

 最後もおなじみのRV、デリカ。初期モデルは荷物を運ぶミニバンだったが、’79年のスターワゴン登場以来、デリカのコンセプトはオフロード性能を極めたミニバンだ。そのため現行モデルはプラットフォームにアウトランダーのものを利用し、高いオフロード性能をもたせている。

 なので、秘伝のタレ度は90点

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デリカ

 以上、秘伝のタレ的クルマを見てきたけれど、伝統を重んじるクルマはやはり長く愛されるということですね。

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