■テレマティクス機能も充実
これまでサイバーナビにはドコモの車内向けインターネット接続サービスである「docomo in Car Connect」に対応し、同梱もしくは別売のネットワークスティックを接続すれば高速データ通信(LTE)を定額で制限なく利用できた。
新型でもこれを継続して採用。3つの料金プランから利用シーンに応じてセレクトできる。
またネットワーク機能としてはYouTube動画をWebブラウザを用い、直接操作・再生できる「ストリーミングビデオ」機能や、自宅にあるブルーレイレコーダー内の映像コンテンツを遠隔再生できる「レコーダーアクセス」機能も搭載する。
■地味なようで使い勝手は大きく向上
カーナビを使う際にまず必要な「検索」機能、サイバーナビ本体にも豊富な検索データは収録されているが、ネットワークを活用することで常に最新の情報へのアクセスも可能だ。
特に思いついたワードを発話するだけで目的地が検索できる「フリーワード音声検索」、またナビ画面上に入力する「フリーワード検索」は今回、住所や電話番号、郵便番号の読み上げによる検索のほか、発話パワーンや検索ワードを増やしたことで、よりスムーズに目的地検索ができるようになった。
またこの機能をナビのホーム画面へ配置するなど、より情報へのアクセスを簡単にできるなど地味なようで使い勝手を向上させている。
■地図更新やスーパールート探索も搭載
カーナビの命とも言える地図情報に関してもネットワークスティックやWi-Fiテザリングの利用で最新の道路&施設情報が更新できる「自動地図更新」機能も健在、最大3年分(最大年 6 回配信、発売時~2026年10月31日)も追加料金無しで使うことができる。
ナビ性能に関しても同社が持つ「スマートループ渋滞情報」を活用することで膨大な渋滞予測データやリアルタイムの走行・交通情報の分析から、最適かつ実用的なルートを提案する「スーパールート探索」も搭載する。
■各モデルのラインナップと想定実勢価格は?
サイバーナビは9V型のLS(ラージサイズ)、7V型の200mmワイド&2Dモデルを設定。すべてオープン価格だが、実勢価格は以下となる。
・AVIC-CQ912III-DC:25万円前後
・AVIC-CQ912III:23万円前後
・AVIC-CL912III-DC:23万円前後
・AVIC-CL912III:21万円前後
・AVIC-CW912III-DC:21万円前後
・AVIC-CW912III:19万円前後
・AVIC-CZ912III-DC:21万円前後
・AVIC-CZ912III:19万円前後
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