【あぶ刑事】惜しまれ幕を下ろす「丸の内TOEI」にタカ&ユージ見参!舘さんへの想いを語る柴田さんにグッとくる

「絶っっ対にケガ、しないでくれ」危険なバイクシーンを撮影する舘さんへの想いを語る柴田さんにグッとくる

 あぶ刑事ファンとして印象的だったのが、「ショータイム」と呼ばれる舘さんおなじみのバイクシーン撮影について柴田さんが言及したとき。

2人が揃えば無敵!
2人が揃えば無敵!

「僕はいつも祈っていました。絶っ対、ケガだけはするな。絶っっ対にケガ、しないでくれ……(少し沈黙して)本気で」(柴田さん)と、こみ上げるものを堪えながら、力を込めて話す姿に、思わずこちらも「ぐっ」ときてしまいました。

 また同時に、以前、柴田さんがベストカーのインタビュー(2024年5月24日発売号)であぶ刑事の魅力について「(タカとユージが)お互いのことを『絶対、守るぞ!』という信頼感」と話していたことを思い出しました。

 一方、舘さんも「あぶ刑事」において、自らを家でいう所の「土台」にたとえ、あくまで作品の魅力は「建物」である柴田さんと語っています。

舘さんと柴田さん、タカとユージがお互いのことを想い合う素敵な関係性に「あぶ刑事」が長く、多くの人に愛される理由を見た気がしました。

「さよなら 丸の内TOEI」とは?

「さよなら 丸の内TOEI」ビジュアル(提供:東映株式会社)
「さよなら 丸の内TOEI」ビジュアル(提供:東映株式会社)

 1960年9月20日に開業した東京・銀座の映画館「丸の内TOEI」が、東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、2025年7月27日(日)に惜しまれながら閉館します。東映最後の直営館であるとともに、日本最後のロードサイドシアターとしても愛され続けてきた本劇場。65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩るべく2025年5月9日(金)~7月27日(日)の80日間にわたる100作品以上の傑作特集上映に加え、劇場を活用したさまざまなイベントを実施中です。

2026年はあぶ刑事40周年!

 1986年にテレビシリーズがスタートした「あぶない刑事」。来年2026年には節目となる40周年を迎えます。

舞台挨拶終了後、ファンの声にツイストダンスの<br>動きで応える舘さん(左)、手を振って会場を後に<br>する柴田さん。どんな動きも画になるおふたり。<br>とにかくカッコイイ!
舞台挨拶終了後、ファンの声にツイストダンスの
動きで応える舘さん(左)、手を振って会場を後に
する柴田さん。どんな動きも画になるおふたり。
とにかくカッコイイ!

 25年に公開された「帰ってきたあぶない刑事」は興行収入16億2700万円を超え、令和でも変わらずタカとユージのコンビは愛され続けています。オーラ、カッコよさ、軽妙なやり取りも不変なお二人、まだまだ横浜の探偵(刑事?)として活躍する姿を見たい方は多いのではないでしょうか?

「またまた帰ってきて」くれることを心待ちにしています!

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