■アバルト 595(価格:300万~400万円)…特別仕立ての走りとスタイル。熱すぎる…!
かつてフィアット500のチューニングを手がけ、名を馳せた往年のアバルトを現代に再現。特別に仕立てた内外装に強力なエンジンと強靭な足回りが特徴。(岡本)
◎特にいい点…独特の雰囲気により小さいながらも特別感は満点。パンチの効いた加速と野太いエキゾーストサウンドを楽しめる走りは痛快そのもの。これまで発売された数々の限定車も魅力的。
×残念な点…むろんわりきってのことだろうが後席や荷室は狭い。こういうクルマにつき価格はそれなりに割高。ADAS系には期待すべくもあらず。
●DATA…全長×全幅×全高:3660×1625×1505mm/エンジン:1.4Lターボ
■JEEP レネゲード(価格:299万~387万円)…デザインに唸る、JEEPのコンパクトSUV
フィアット500Xとプラットフォームを共有するジープのコンパクトSUV。全モデル1.3L、直4ターボエンジンを搭載し、ハイパワー版が4WDと、ローパワー版がFFと組み合わせられる。(塩見)
◎特にいい点…ジープは7スロットグリルに丸目2灯のフロントマスクとボクシーなボディ! という人々は大満足。ジープに求める要素がすべて詰まっている。
×残念な点…1.3LエンジンのFF中心のモデルとしては、やや燃費が悪い。
●DATA…全長×全幅×全高:4255×1805×1695mm/エンジン:1.3Lターボ
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写真を並べただけでも個性が光るモデルだらけだわかるだろう、コンパクト輸入車たち。2人の評論家が挙げた「特にいい点」がグッと胸に響いた方も多いのではないでしょうか。
紹介した18台の現行モデルに加え、今年上陸する新モデルもある(下)。愛車選びの楽しさがますます広がること間違いなし!
【番外コラム】今年日本へ来る小さな輸入車の新モデル
紹介してきたモデルたちのなかには、次期型が今年日本導入というものもある。
まずはVWゴルフ。正常進化の8代目はスタイリッシュな外観になり(特にフロント)、48ボルト・マイルドハイブリッドを組み合わせた直4、1.5Lターボが中核エンジンとなる。
ルノールーテシアは骨格設計からすべて刷新され、内装デザインもがらりと変化。全幅は広がり、ワイド感あふれる印象になる。新開発1.3Lターボが搭載される見通しだ。
スタイルが大きく変わるのがプジョー208。「3つの爪」が表現されるヘッドライトデザインも、リアデザインも斬新。室内も変わり、コネクティビティを重視したプジョーの新世代コックピット「i-コックピット」を採用。ピュアEVの「e-208」も同時誕生する。
ベンツGLAは、先代比104mm背が高いSUVらしいスタイルに生まれ変わる。インパネに3種類のディスプレイユニットが用意されることも注目点。
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