【ホイール ステアリング シート…】 車の魂は細部に宿る!? 「細かいところが良いクルマ」選手権


■運転するのが楽しい!!「多段AT」のクルマ

(TEXT/斎藤 聡)

 多段ATの面白さと可能性に気がついたのは、初代IS Fの8速ATだった。当時、DCTが新世代のMTともてはやされていた頃。

 でもロックアップを低めの回転からできれば、例えばサーキット走行などMT車のようなアクセルワークで走ることができる。というワケで、RC Fが3位。その進化形であるLC500の10速ATを1位に推したい。

 2位は、その手があった! と唸らせた多段ATの使い方だ。JEEPレネゲードのトレイルホークは9速ATの1速をスーパーローギヤードに設定。通常2速発進としているのだ。このスーパーローの1速の存在だけで4×4並みの悪路走破性を発揮する。

レクサス LC500
レクサスLC500は10速ATを採用する。IS Fの8速ATの進化形だ

■雪道を運転すると楽しくなるクルマ

(TEXT/斎藤 聡)

 スバル、三菱が雪道で走りがいいのは知られているので今回は除外した。3位はトゥインゴ。一番ベーシックなヤツで充分楽しい。RRはトラクション性能がいいのでビックリするくらいよく走る。

 2位はマツダ3のAWD。システムはマツダ車全部一緒でさまざまなセンサーを駆使してAWDの制御を行っているため、走りにくい雪道のイメージが激変する。

 1位は先代B8型のアウディA4。センターデフにトルセンを使っているタイプはA4にかぎらず秀逸。

 舗装路ではスタビリティが高すぎ、ともすると退屈にさえ感じるが、雪道に行くと自由自在の操縦性を発揮。

先代アウディA4は雪道でこそ、その真価を発揮。舗装路よりも雪道でその操縦性のよさが出る

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