【ホイール ステアリング シート…】 車の魂は細部に宿る!? 「細かいところが良いクルマ」選手権


■割り切りのよさに驚かされるクルマ

(TEXT/永田恵一)

 3位はS660。「2人乗ったら身の回りのモノしか置けない“走るだけ”」というバイクのような軽自動車というのは実にホンダらしい。

 2位は3代目フィットハイブリッドの標準グレード。同グレードはカタログ燃費ナンバー1のためシートアレンジの簡略化、燃料タンクの小型化、お高いアルミボンネットまで使った軽量化を実施。ユーザーメリットに疑問はあるが、ホンダの意地は凄い。

 1位としたN-VANは、軽1BOXカー的ながら運転席以外は簡素なので短距離以外は実質ひとり乗りというのが潔い。この項目でホンダ車が独占したのは今も残る社風の象徴なのかも。

実質ひとり乗りのクルマと割り切り、機能に特化したのが軽商用車のN-VAN

■すんごいボディカラーを用意していたクルマ

(TEXT/永田恵一)

 3位は3代目レガシィ初期にあったマスタードマイカというカラー。ゴールドに近いこれをカタログに載せた勇気は称賛モノだった。しかし、さすがに短命に終わった。

 2位は現行クラウンのジャパンカラーセレクションパッケージ。クラウンで濃いパープルやオレンジ、空色などが選べるのに加え、設定されるだけに一定数が売れているということに驚く。

 1位はプジョー208と308のGTiにあった赤黒、青黒の前後方向のツートンカラー。ショップのデモカーやレーシングカーでもなかなかないカラーを市販するフランス人のセンスには脱帽する。

ボディの前後で黒と赤というふたつのボディカラーに分けられていたプジョー308GTi

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