事故で横転した状況をリアルに再現
■2:16 キャデラック ブロアム(FRモデル):1987~1992年
桑田氏が歩く右側に見えてくるのが、最後のFRキャデラックとなったブロアム。おそらくローライダー仕様になっていると思われる。
キャデラックブロアムは、アメリカンラグジュアリーの象徴ともいえる存在感の大きいスタイルが魅力。
全長5mを超える堂々たるボディとソファのような乗り心地で、往年のアメリカ車らしさを色濃く残した最後のキャデラックである。
5.7L V8 OHVを搭載し、最高出力180hp、最大トルク39.4kgmを発揮した。
■2:30 初代ソアラ:1981~1986年
リアスタイルしか映っていないが、これは間違いなく初代ソアラである。初代ソアラはトヨタ初の本格高級スペシャルティクーペ。
ロングノーズ・ショートデッキの美しいスタイルに加え、デジタルメーターやエレクトロニクス装備を積極採用し、「ハイソカー」ブームの象徴となった。当時の若者にとって憧れの存在であった。
エンジンは5M-GEU型2.8L直列6気筒DOHC(最高出力170ps・最大トルク24.0kgm)のほか、1G-EU、1G-GEU、M-TEUなどを設定した。
■2:30 初代フェアレディZ(S30型):1969~1978年
映像からはどのモデルなのか、さすがにわからなかったがS30Zなのは間違いない。S30Zは世界的なヒットとなった日産スポーツカーの原点。
ロングノーズ・ショートデッキの美しいスタイルと、高性能ながら手頃な価格を両立し、北米市場でも爆発的な人気を獲得した。240Zに搭載されたL24型2.4L直列6気筒SOHCは最高出力150ps、最大トルク21.0kgmを発揮した。
■2:36 ミゼットII:1996~2001年
KK線の上で、事故を想定し、横転した2台のうちの1台がミゼットII。
ミゼットIIは商店や工場向けの超小型商用車として登場。1人乗り仕様も存在し、荷台の広さと取り回しの良さが最大の魅力だった。レトロなデザインも人気となり、現在では趣味車としても注目されている。
EF-CK型660cc直列3気筒SOHCは最高出力31ps、最大トルク5.0kgmを発揮した。
■2:43 トヨタ デュエット/ダイハツ ストーリア:1998~2004年
積載車のクレーンで吊り上げられていたのがトヨタデュエット/ダイハツストーリアだった。
デュエットとストーリアは、ダイハツとトヨタのOEM戦略を代表するコンパクトカー。取り回しの良いボディと軽快な走りで人気を集めた。
特にストーリアX4はラリー参戦用ホモロゲーションモデルとして知られ、わずか713ccターボで100psを発揮する異色の存在だった。
通常モデルには1L EJ-VE型直列3気筒DOHCを搭載し、最高出力64ps、最大トルク9.6kgmを発揮。ストーリアX4はJC-DET型713cc直列4気筒DOHCターボで最高出力120ps、最大トルク13.0kgmを発揮した。
■2:58 最後のマークX:2016~2019年
横転したもう1台はマークXで間違いない。マークXはFRセダンとして最後まで個性を貫いた。SUV人気が高まるなかでも「走る楽しさ」を重視した希少な国産FRセダンとして支持された。2019年の生産終了をもってマークIIから続く系譜に幕を下ろした。
2.5L V6の4GR-FSE型は最高出力203ps、最大トルク24.8kgm。3.5L V6の2GR-FSE型は最高出力318ps、最大トルク38.7kgmを発揮した。






コメント
コメントの使い方