ランクル250オーナーが「羨ましい!」と感じるのは豪華内装と充実装備
筆者がランクル250オーナーとして最も「いいなあ……」と思ったのがインテリアである。
ランクル250の内装は水平基調で機能性を重視しており、いかにもランドクルーザーらしい。決して質感がよくないわけではないのだが、車両価格を考えると「もうちょっと華やかさがあってもいいのでは?」と思うところもある。
そこへ現れたのが新型パジェロである。
新型パジェロには14.3インチの大型ディスプレイを2枚配置したモノリスディスプレイを採用。一部仕様には12.3インチも設定される。
しかも歴代パジェロでお馴染みだった高度計、方位計などの「3連メーター」を現代風のマルチメーターとして復活させた。高度、方位、温度だけでなく、車体の前後左右の傾きやAYC制御量なども表示できる。
これはズルい! 往年のパジェロファンだけでなく、メカ好きには刺さる装備である。
さらに前後ドアガラスにも遮音ガラスを採用するなど、静粛性にも力を入れている。
ランクル250はあえて華美になりすぎず、道具感を残したインテリアが魅力でもある。しかし巨大なディスプレイや表示機能、上質感を前面に押し出した新型パジェロを見ると、「ランクル250にもこれがあったらなあ」と思ってしまう。
しかも空調やハザードなど、走行中によく操作する機能には物理スイッチを残している。このあたりも実際に使うクルマとしてポイントが高い。
新型パジェロの価格は正式発表前! 2026年末登場予定の改良型ランクル250ディーゼルとガチンコか?
そして最後に気になるのが価格である。ここで注意したいのが、2026年のランクル250の一部改良だ。
ランクル250は2026年4月3日に一部改良モデルが発売されたが、この時点で対象となったのは2.7Lガソリンエンジンを搭載するVXのみ。価格は577万9400円となった一方、パジェロと直接競合する2.8Lディーゼル車については2026年12月以降の対応が予定されており、本稿執筆時点では一部改良モデルの正式な価格は発表されていない。
参考までに2024年4月発売時のランクル250ディーゼル車の価格は、GXが520万円、VXが630万円、ZXが735万円だった。ただし、これはあくまで2024年発売時の価格であり、2026年末以降に登場する一部改良モデルの価格ではないことには注意したい。
2026年4月に改良されたガソリンVXが従来の545万円から577万9400円へ32万9400円アップしていることを考えれば、ディーゼル車についても一部改良時の価格がどうなるのかは大いに気になるところだ。
一方、新型パジェロについても、日本仕様の正式価格は現時点では発表されていない。
つまり2026年9月現在、新型パジェロと一部改良後のランクル250ディーゼル車は、どちらも最終的な価格がまだ見えていない状況なのだ。
ランクル250にはランドクルーザーが長年積み上げてきた圧倒的な信頼性、耐久性、悪路走破性とブランド力がある。
いっぽう新型パジェロには、ランクル250より55mm狭いボディ、5.8mの最小回転半径、スーパーセレクト4WD-IIとS-AWC、さらに2枚の14.3インチ大型ディスプレイなど、「ランクル250にこれがあったらいいのに」と思わせるポイントがいくつもある。
ランクル250オーナーとしては、だからといって「パジェロに買い替えたい」とまでは簡単には言えない。それほどランクル250には唯一無二の魅力があるからだ。
ただ、新型パジェロを横に並べられたら、間違いなく内装を覗き込んでしまう。
「うわっ、14.3インチが2枚か……。しかもS-AWCまで付いているの?」。ランクル250オーナーを本気で悔しがらせるくらいでなければ、パジェロが復活する意味はない。
2026年末以降に登場する一部改良版ランクル250ディーゼルの価格と、新型パジェロの正式価格。この2つが出揃った時、本当の意味での「ランクル250対パジェロ」のガチンコ勝負が始まりそうだ。
【画像ギャラリー】ランクル250と新型パジェロはどこが違う?写真でチェック!(4枚)画像ギャラリー








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