カローラ クラウン プリウス… トヨタ/レクサス殿堂入り名車ランキング2020

■6位 4代目A80スープラ(1993年)

6位 4代目A80スープラ(1993年)

 直6、3LターボとNAを搭載する本格FRスポーツで、2002年に生産中止になるまで進化を続けた。スーパーGTでも大活躍し、今なおファンが多い1台。

■7位 4代目AE86 カローラレビン/スプリンタートレノ(1983年)

7位 4代目AE86 カローラレビン/スプリンタートレノ(1983年)

 伝説のAE86は歴代7位。2012年に現行86が復活するまで最後のFRレビントレノとして名を馳せた。4A-G型1.6L DOHCはチューニングで魅力倍増。

■8位 レクサスLFA(2010年)

8位 レクサスLFA(2010年)

 2009年に発表、2010年生産開始、500台だけが世に出た幻のスーパースポーツ。V10、4.8L DOHCエンジンは560ps/48.9kgm、ミドシップではなくFR。

■9位 初代ソアラ(1981年)

9位 初代ソアラ(1981年)

 日本車のレベルを一気に引き上げた高級パーソナルクーペ。トヨタ2000GT以来となるDOHC(直6、2.8L)エンジンは当時最強の170psを発生した。

■10位 初代カローラ(1966年)

10位 初代カローラ(1966年)

 世界のファミリーカーとして君臨し続けたカローラの歴史的初代モデルが10位。直4、1L SOHC、60psエンジンを搭載し、日産サニーと売れゆきを争った。

*   *   *

■初代プリウスが世界に与えた影響は計り知れない(松田秀士が選ぶ10台)

 2位の初代プリウスがこの世に出ていなかったら現在の環境技術はどうなっていただろうか? それほど世界に影響を及ぼした。その意味では6位のMIRAIしかり。5位のIS Fは国産スポーツセダンとして欧州ブランドに挑戦できる唯一のモデル。ボク自身ニュル24時間でクラス表彰をゲットした印象に残るモデル。

 8位カローラは高度成長期に一般家庭に浸透し、レビンなどのスポーツモデルが若者の心をつかんだ。9位はなぜかこの世代のクラウンが一番クラウンらしいデザイン。プレミアムな乗り味でもひとつの完成形だと感じるのだ。そして10位iQは素晴らしいコンセプト。残して進化モデルを見たかった。税制整備などを見直すチャンスを与えたはずだった。

1位…トヨタ2000GT
2位…初代プリウス
3位…A80スープラ
4位…2代目ソアラ
5位…レクサスIS F
6位…MIRAI
7位…初代セリカ
8位…3代目カローラ
9位…11代目クラウン
10位…iQ

■世界の自動車史の流れを変えたトヨタ車たち(片岡英明が選ぶ10台)

 上位にリストアップしたのは、世界の自動車史の流れを変えたエポックメイキングなトヨタ車だ。ハイブリッド車のプリウスはEVまでのつなぎと思われていた。が、今も主役の座にあり、地球温暖化ストップに大きく貢献している。

 また、セルシオは次元の違う快適性を追求し、長い歴史を誇る海外の高級車メーカーに衝撃を与えた。MIRAIは世界初の量産FCVとして記憶にとどめられている。

 トヨタ2000GTとレクサスLFAは、日本の技術力が高いことを証明した。クラウンは新しいメカニズムを積極的に採用し、日本の高級車の基礎を作っている。ランクル70は今も愛用者が多い。トヨタ車の耐久信頼性の高さを証明した傑作だ。空冷のパブリカは合理的で、トヨタスポーツ800も生み出した。

1位…初代プリウス
2位…初代セルシオ
3位…レクサスLFA
4位…MIRAI
5位…トヨタ2000GT
6位…初代クラウン
7位…ランクル70
8位…3代目コロナ
9位…初代セリカ
10位…初代パブリカ

次ページは : ■初代プリウスは世界の自動車TOP10にも残したい(国沢光宏が選ぶ10台)

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