カローラ クラウン プリウス… トヨタ/レクサス殿堂入り名車ランキング2020

■初代プリウスは世界の自動車TOP10にも残したい(国沢光宏が選ぶ10台)

 トヨタ/レクサスの場合、車種タイプが多岐にわたるため大いに悩む! 考えていると時間ばっかりかかるため、私の勝手な印象で決めてみました~。

 筆頭は世界の自動車史に必ず残る初代プリウスでしょう! このクルマ、世界の自動車TOP10にも残したい。それくらいの大きな一歩でした。同じくMIRAIも100年後には世界のTOP10に入る素晴らしい「発明」だと考えます。初代セルシオはトヨタにとって初めて「性能や品質で世界と対等に戦えるクルマ」だ。

 こう書くと「ランクルはどうなのよ!」と思うだろうが、世界レベルに到達したのって80系から。それ以前は東洋のマイナーなクロカンでした。御料車のポジションについちゃ大いに迷ったものの、別格ということで展示していただきたいです。

1位…初代プリウス
2位…MIRAI
3位…初代セルシオ
4位…初代カローラ
5位…初代セリカ
6位…5代目セリカ
7位…ランクル80
8位…トヨタスポーツ800
9位…現行ハイエース
10位…御料車

■トヨタだからこそ出てきたクルマたち(岡本幸一郎が選ぶ10台)

 ダントツで車種が多いから選ぶのが大変だった……汗。

 結果、2000GTに乗ったことはないけど、これほど神秘的で語り継がれるクルマはないし、その存在の偉大さに敬意を表して、1位としたい。次いでセルシオは、世界の高級車ブランドを震撼させた完成度の高さを、AE86は多くの人を魅了した走りの資質を、ソアラはあの時代にあれほどのスペシャルティな雰囲気を表現できたことを評価して。

 LFAは、限定とはいえついに国産でこんなクルマが出てきたのは一大事なので。ランクルは高級SUVとしてレンジローバーをしのぎ世界の頂点に立った功績を称えて。以下、マーケットを席巻したり新たな時代を開拓するなどした、トヨタだからこそ出てきた一時代を築いたクルマを念頭に選んでみた。

1位…トヨタ2000GT
2位…初代セルシオ
3位…AE86レビン/トレノ
4位…初代ソアラ
5位…レクサスLFA
6位…ランクル100
7位…2代目アルファード/初代ヴェルファイア
8位…5代目マークⅡ3兄弟
9位…12代目クラウン
10位…初代ヴィッツ

*   *   *

■まとめ

 初代クラウン、初代カローラ、トヨタ2000GT、初代ソアラなどトヨタと日本を代表する歴代車が揃うなか、1位に輝いたのは1997年登場の初代プリウス。

 今や世界の常識となったハイブリッドの先駆車であるとともに、今なお世界をリードするTHS(トヨタハイブリッドシステム)の最初のクルマとして確かに歴史的価値がある。2位以下も幅広いジャンルで名車揃いのラインナップで、さすがにトヨタは世界トップのメーカーであることを実感させる。

 一方、レクサスブランドで20台の殿堂入りモデルに選ばれたのはLFAとIS Fのみ。日本ではまだ歴史が浅いこともあるが、高級車専用ブランドだけにユーザー層が限られるのが不利になったか。

【画像ギャラリー】日本人の「走りの楽しみ」と「生活」を見つめた87年!!! 1位から20位の「殿堂入り」トヨタ車をギャラリーでチェック!!!

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