ボルボ メルセデス BMW ホンダe… 5年待ってでもほしい!!! 良質車たち10選

■岡本幸一郎が5年後に欲しいクルマ

 僕は“いかにも”なクルマが大好き! 一番欲しいのはGT-Rなんだけど、5年たっても安くなってなさそうなので省く。

 予算500万円を目安に考えてみた。そして、本命として真っ先に思い浮かんだのが、世界一安い700psオーバーのトラックホークだ。

岡本氏の本命:ジープグランドチェロキートラックホーク(新車価格:1356万円)…世界一安い700ps(岡本氏調べ)であるグランドチェロキートラックホーク。サーキット走行性能を上げるため、大型のブレンボ製ブレーキキャリパー、ビルシュタインダンパーを装備
岡本氏の本命:ジープグランドチェロキートラックホーク(新車価格:1356万円)…世界一安い700ps(岡本氏調べ)であるグランドチェロキートラックホーク。サーキット走行性能を上げるため、大型のブレンボ製ブレーキキャリパー、ビルシュタインダンパーを装備

 一度、試乗したことがあるんだけど、6.2L V8スーパーチャージャーの加速にはタマゲタ! 新車はそれなりに高いけど、アメ車は往々にして値落ちが早い。

 おそらく5年後には順当に500万円を切りそうな気がする。あの刺激的な加速が500万円で好きなだけ味わえると思えば安いもんだ。

 次点はAMG GTの4ドア。家族を乗せるため2ドア車を所有するのはハードルの高い僕にとって、4ドアでこんなにカッコいいクルマはないと発売時からずっと気になっていた。

 ボトムの「43」でも1200万円超だけど、キャラの近いCLSのAMGがだいたい5年落ちで半値以下になっているので期待できそう。でもAMG GTはそうはいかないかな……。

岡本氏の次点:メルセデスAMG GT 4ドアクーペ(新車価格:1216万円~)…2020年7月に一部改良され、MBUXを標準装備。ISGを搭載するマイルドハイブリッドだ
岡本氏の次点:メルセデスAMG GT 4ドアクーペ(新車価格:1216万円~)…2020年7月に一部改良され、MBUXを標準装備。ISGを搭載するマイルドハイブリッドだ

■渡辺陽一郎が5年後に欲しいクルマ

 5年待って中古車を買うなら、相当に憧れの強い車種になる。筆頭はメルセデスベンツS400dだ。

渡辺氏の本命:メルセデス・ベンツS400d(新車価格:1215万円~)…3Lの直6クリーンディーゼルは最高出力340ps。最大トルクはなんと71.4kgm! 新型Sクラスも発表され、値落ちの期待も大だ!
渡辺氏の本命:メルセデス・ベンツS400d(新車価格:1215万円~)…3Lの直6クリーンディーゼルは最高出力340ps。最大トルクはなんと71.4kgm! 新型Sクラスも発表され、値落ちの期待も大だ!

 20インチタイヤのスポーツリミテッドしか選べないのは残念だが(趣味悪いぞ!)、3Lクリーンディーゼルターボは動力性能が高く、加速も滑らかで、燃費効率も優れている。

 走行安定性や安全装備も上質だから、5年後でも古さを感じないだろう。

 S400dの現在の価格は1215万円だ。現時点の中古車価格を見ると、5年落ちのSクラスは、新車価格の45~50%で販売されている。

 もう少し安く、程度のいいS400dを新車価格の40%少々に相当する500万円前後で買えると嬉しい。

 次点はBMW・M340i xドライブだ。直6、3Lターボは、最高出力が387ps、最大トルクは51kgmの余裕があり、なおかつ車両との一体感を伴った運転感覚を味わえる。

 新車価格は987万円。走行距離が1000kmの2020年式中古車が750万円前後で売られている。5年落ちなら400万円くらいで購入したい。

渡辺氏の次点:BMW M340i xドライブ(新車価格:987万円)…M3と3シリーズMスポーツの中間に位置する。走り好きの直6マニアにはたまらない1台だ!
渡辺氏の次点:BMW M340i xドライブ(新車価格:987万円)…M3と3シリーズMスポーツの中間に位置する。走り好きの直6マニアにはたまらない1台だ!

■鈴木直也が5年後に欲しいクルマ

 今は手が出ないけど、中古で安くなったら欲しい! というクルマ。ぼくのハートを捉えたのはホンダeだ。

鈴木氏の本命:ホンダe(新車価格:451万円~)…セカンドカーとしてなら航続距離200kmは充分すぎる。開発責任者は「ホンダeはスポーツカーですから」と言っており、走りにも期待できるぞ
鈴木氏の本命:ホンダe(新車価格:451万円~)…セカンドカーとしてなら航続距離200kmは充分すぎる。開発責任者は「ホンダeはスポーツカーですから」と言っており、走りにも期待できるぞ

 何が気に入ったかというと、まずはそのデザインだね。

 小難しい理屈をこねた“意識高い系”デザインが多い中、そのスタイリングはシンプルかつクリーン。しかも、可愛い系の外観とは裏腹に、各部の上質感はタダ者ではなく、クオリティ面でも所有欲を刺激する魅力がある。

 機能面で「いまどきのEVで航続距離200km?」という批判があるのは承知しているが、近所のおつかい中心のセカンドカーとして想定しているから、ぼくにとってそんな欠点はどーでもいい。

 3年落ちで300万円を割るくらいになったら、本気で所有欲をソソられるね。

 もう一台、安くなったら欲しいのがBMW M2だけど、理想を言えばホンダeとの2台態勢。いやー、次のクルマ選びが楽しくなってきたなー。

鈴木氏の次点:BMW M2(新車価格:898万円~)…最後のFRコンパクトクーペとなりそうなM2。DCT版でサーキットを走り回りたいと鈴木氏
鈴木氏の次点:BMW M2(新車価格:898万円~)…最後のFRコンパクトクーペとなりそうなM2。DCT版でサーキットを走り回りたいと鈴木氏

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