中身は最新でも外見はクラシカル レトロなデザインの現行車たち


武骨SUVの頂点「メルセデスベンツ Gクラス」

 通称「ゲレンデ」と呼ばれる、メルセデスベンツのSUV「Gクラス」。軍用車両を民生用にアレンジさせたのが始まりのクルマです。初代Gクラスは1979年に登場、それから約40年後の2018年6月にフルモデルチェンジをしました。

 とはいえ、四角いボディや丸形ヘッドライト、張り出したフェンダー、フロントフェンダー上のウインカーなど、武骨なエクステリアの特徴はそのまま受け継いでいます。対照的に、インテリアは12.3インチのワイド液晶2枚を用いたインストルメントパネルなど、メルセデスの最新モデルらしいデザインも採り入れられました。

 また、最新の運転支援システムも採用しており、武骨なエクステリアからは想像がつかないほどに最新鋭のクルマです。

2018年にフルモデルチェンジ級のビッグマイナーによって一新されたGクラス 基本的なプロポーションは変わらないが、インテリアやエクステリアの細部は、様々手が加えられている

どこへでも行ける、何でもできる「Jeep ラングラー」

 ラングラー (Wrangler) は、アメリカの自動車メーカー、クライスラーが1987年から販売しているクルマです。現在販売されているモデルは2018年にデビューした4代目。

 まん丸のヘッドライト、縦7つのスロットが刻まれたグリル、台形型のホイールアーチ、垂直気味のフロントウィンドウ、外ヒンジのドアとエンジンフードなど、初代からほぼ変わらないそのデザインを持つクルマで、昔は多くの日本人が、この手のオフローダー車をすべて「ジープ」と呼んでいたほど、日本で浸透しているクルマです。

 「オフロード最強」の血筋を受け継ぐラングラーは、高い耐久性と、悪路走破性の高さが自慢です。それもそのはず、米軍の軍用車両としても使用されており、その頑丈さは折り紙付き。それにもかかわらず、2ドアのWRANGLER SPORTが税込499万円(2020年11月現在)と、思いの他、安くも感じます。

ラングラーの強みである4×4性能をさらに鍛え上げ、ラングラー史上最強のオフロード走破性を実現したという現行モデル まさに「どこへでも行ける、何でもできる」オフローダーだ

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