燃費への効果は
洗車をするとクルマの表面の汚れが落ち、またワックスやコーティングもすれば、ボディの手触りも滑らかになる。そのためか、走行中にクルマの表面を流れる空気がボディ表面で引っ掛かることなく、空気抵抗が減って走りが滑らかになったように感じるのは、筆者だけではないはず(と思いたい)。
だがむしろ、クロス等でクルマをこすったことで、ボディにプラスの電気が帯電し、空気中を舞う埃などのマイナス電子と結びつこうとして、空気抵抗が増す、という説もある。層流を乱流にするボルテックスジェネレーターなど、技術説明ができるアイテムもあるが、洗車による燃費への貢献は、実際のところ分からない。しかし、効果があったとしても、残念ながら微々たるものだろう。
2~3か月に1度程度はしたい
洗車をするには、時間もかかるし、お金もかかる、そして自ら洗えば体力も使うし、洗車機を通しても拭き上げが大変だ。そして、雨でも降れば、またすぐに汚れてしまう。だから、洗車なんて面倒だし、やる意味が分からない、という意見はあるのはもっともだと思う(むしろ受け入れる)。
洗車をすることの効能があるのは確かではあるが、実際のところは、近年のボディ塗装技術の進化で、昔ほどボディ表面の劣化を気にしなくてもよくなっている。そう考えると、潮風や雪道など、環境の激しい状況にさらされた後でなければ、2~3か月に1度程度、メンテナンスの意味を含め、洗車をすれば十分であろう。
でも筆者は、明日もあさっても、洗車する。
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