■トヨタSAI 2009〜2017年
ミドルサイズのハイブリッド専用セダンで、レクサスHS250hと基本部分を共通化していた。1500mm前後に達する全高で室内は広かったが、外観がズングリしてセダンらしさが乏しい。機能や装備と価格のバランスでは、レクサスHS250hに比べて割高感が伴った。乗り心地が硬いなどの不満もあり、次第に売れ行きを下げた。
日本で求められるのは、かつてのトヨタプログレのように、水平基調のボディを備えた上質で比較的コンパクトなセダンだ。SAIは微妙にハズしていた。販売の終了間近は、漫然と売っていた印象が強かった。
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