【番外コラム】今ではおなじみのラジコン操作は意外にも昔からあった!?
建機が働くフィールドは、荒れ地や工事中の現場、狭いトンネルなど、堅牢な機材であっても危険が伴う現場も少なくない。そんな現場状況でもオペレーションが必要な場合には、遠隔操作という方法が採られている。
ひとことで言えば「ラジコン」だ。見上げるほど巨大な建機であっても、そこそこのサイズの機材であってもそれは可能。実はすでに30年以上も前から実用化されており、コントローラーは模型の飛行機や自動車を動かす、ラジコンと同様のもの。
オペレーターは機械の動きを、ちょっと離れた安全な場所で確認しながら、ラジコンで操作する。安全で確実な作業方法なのだ。
そして今後は、テレビCMでも告知されているスマホ5Gのシステムを使用した、完全なる遠隔操作が実用化を迎えようとしている。こちらは、オペレーターがオフィスなどでモニターを見ながら、建機を遠隔操作。現場への移動の手間なく作業が行えるシステムだ。
機械に乗らなくてもオペーレーション可能。そんな時代がすぐにでも来そうだ。
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