■セパレートが主流なれど表現は様々
ファイナリストの10チームをご覧いただくと一目瞭然なのはすべてのコスチュームがセパレートタイプとなっていることです。SUPER GTなどのレースクイーンユニットを全体的に見てもセパレートタイプが主流で、セパレートでないコスチュームは少数派です。
セパレートが主流とはいえその表現は様々で、トップスとボトムのバランスは各チームでこだわるポイントとなっているようです。大まかに見ていくと、ミニスカート系ではおへそが出ないハイウェストなデザインが多く、ショートパンツやスパッツ系ではおへそが出るローウェストなデザインが多いと言えます。
ハイウェストなのにオフセンターに切れ込むベルトラインでおへそを見えるようにデザインしたMobil1レースクイーンのコスチュームはこのセパレートラインをかなり意識したデザインと言えます。
■密かに増殖するマント
2021年に注目を集めたアイテムはWedsSport Racing Galsやraffine ladyの衣装にあるマントです。
ひとくくりにマントと言ってもWedsSport Racing Galsはヒーローっぽさを重視したデザイン。そしてrafiine ladyはアニメかライトノベルに出てきそうな民族衣装のようなデザインとなっています。
どちらのユニットも後ろから見た際のインパクトはかなりのもので、チームやスポンサーをかなりアピールできるアイテムと言え、一気に増えるということは考えにくいですが、それでも2022年シーズンではじわじわと増えてくるのではないかと予想されます。
ここに紹介したトレンドから次のシーズンに受け継がれるもの、そうではないものと様々だと思われますが、かなり厳しいレギュレーションがある中でいかにチームやスポンサーをアピールできるか、レースクイーンを引き立たせることが出来るか、という永遠のテーマを念頭に置きながら、今まさに2022年シーズンの衣装がデザインされている時期となるのです。
サーキットなどでレースクイーンをご覧いただく場合も、これらコスチュームのディテールに注目してみるのも面白いのではないでしょうか。
※記事中でご紹介しきれなかったチームの衣装を画像ギャラリーに収録しました。ぜひご覧ください!!
【画像ギャラリー】日本レースクイーン大賞2021コスチューム部門ファイナリスト10チームを見る!!(20枚)画像ギャラリー
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