■第3位 備中松山城(岡山県)
●険阻! 現存天守唯一の山城
本物志向のお城ファンは、たいてい山城ファン。
備中松山城は、現存天守唯一の山城なのだから、それだけでもう、上位に入れないわけにはいかない!
備中松山城天守が維新後も残ったのは、あまりにも険阻な山上ゆえ、解体の費用が出せなかったからなのだ。
天守そのものは、現存天守最小クラスだが、険阻な山上にあり、登城の道中には、『真田丸』のオープニングに使われた、素晴らしい石垣も残る。
天守までたどり着けば、その小ささがかえって尊く感じられる。
また、秋から冬にかけては、平地に霧が立ちこめる朝、雲海に浮かぶ「天空の山城」の景色を、隣接する山上から眺めることも可能だ。
●クルマに例えればスズキ ジムニー!
●備中松山城へのアクセス…最寄りは岡山自動車道・賀陽IC。登山道の途中に駐車場があり、週末はシャトルバスで登城口へ。そこから徒歩。
■第4位 高知城(高知県)
●質朴にしてすべてを兼ね備える
高知市中心部に築かれた平山城。市の中心部とはいえ、周辺にはのどかな雰囲気が漂い、それだけで癒される。さすが南国土佐。
石垣や門は質朴にして重厚。天守は国宝ではなく重要文化財指定だが、本丸の建造物がすべて残っており、近世城郭を味わうには絶好だ。
本丸御殿が現存しているのは、全国でも高知城だけ。本丸では、濃厚なタイムスリップ感を味わえる。
天守は4層6階、高さ18.5m。天守台の石垣がなく、本丸御殿と同じ平面にあるせいか、どことなく親しみやすい。6階部に巡らされた高欄は古風で、眺めも素晴らしい。
●クルマに例えれば…BMW!
●高知城へのアクセス…高知自動車道・高知ICから約15分。周辺に有料駐車場あり。
■第5位 姫路城(兵庫県・国宝)
●あまりにも偉大な天守の代名詞
5位にランキングしたのは、単なるマニアのひねくれに過ぎない。
姫路城は、圧倒的な規模や歴史的・文化的価値を持ち、また現存天守として唯一の世界遺産でもある。
戦前は名古屋城と並ぶ「2大現存天守」だったが、名古屋城天守が戦災で焼失したことから、唯一絶対的な存在となった。
ただ、7年前に完成した「平成の大修理」によって、天守の白壁は輝くように白くなり、まるで新築。綺麗すぎて風情に欠ける。あまりに観光客が多いことも、マニア的にはマイナスだ。
もちろん「姫路城を見ずして天守を語るなかれ」ではあるが。
●クルマに例えれば…ランボルギーニ!
●姫路城へのアクセス…姫路駅の北約1km。周囲には駐車場があるが週末は満車になることも。最寄りICは山陽自動車道・山陽姫路東IC。
コメント
コメントの使い方わけわからん記事だ。
カーマニアなら最寄りにスカイラインミュウジアムがある松本城だろ。