■HKSに聞く「スープラはチューニングしにくいと思ってる?」
今度の新型スープラはBMWとの共同開発。エンジンもミッションもBMW製だ。イジるほうとしては未知数の部分も多いんじゃ? やっぱりチューニングしにくと思っている?
【チューニングパーツメーカーHKS談】
基本的にエンジンはエンジンなので、パーツを取り付けるとか、そういうことに関しては問題ないと思います。
気になるのは車両を制御するコンピューターですが、こればかりはモノを見ないと判断できないですね。
エンジンやミッションですが、これはたとえ新型スープラが純国産であっても、時代の新しいものを積むでしょうから、結局ゼロから解析することに変わりはないです。
我々の仕事は、壊して、その原因を探って、限界を上げていくことの繰り返し。そこは同じです。
ただ壊した場合の新品の入手のしやすさとか価格は違うかもしれないので、そこは覚悟しておかなきゃいけないかなとは思ってます。
今度のスープラはミッションがATのみなので、まずはフィールをよくするチューンから始めますが、いずれパワーをドンと上げる方向にも踏み込むと思います。
その際はミッションがどの程度まで保つか見極め、必要なら強化AT、場合によってはドグミッションでシーケンシャルシフトも考えると思います。
【質問の答え】
やることは結局これまでと一緒。大丈夫だ、問題ない。
■山本左近氏に聞く「政治家ってガラじゃないよな、って思いますか?」
2006~2007年、そして2010年にF1に参戦経験のある山本左近氏。実は2019夏の参院選に自民党から出馬することが決定した。
失礼とは知りつつ「ご自身で俺は政治家ってガラじゃないと思っていませんか?」と聞いてみた。
【山本左近氏談】
確かに、僕には政治の経験はありません。でも、19歳で海外に出て、F1で世界を転戦し、各国のトップの人たちと触れ合ってきた経験がありますし、帰国後には医療、福祉の仕事を続けてきました。
政治家とは人の役に立つ仕事を仰せつかるものだと思っていますが、そうした経験が活かせると確信しています。
僕が訴えたい政策には3つの軸があります。医療、介護、福祉など困った時に支えられる持続可能な社会保障制度を作っていくこと。
次に経済。少子化で子どもを産みにくい、育てにくいのは経済的な要因も大きいわけで、今までの発想から脱却し、諸外国に比べて成長のスピードが遅い現状を変えていきたい。
そして、モータースポーツと未来のモビリティのかたちです。レースドライバーという立場からできることがあるはずで、国際レースをもっと日本に招致してモータースポーツ文化を育てたいし、子どもたちにクルマの楽しさも伝えたい。
豊橋の動物園に「のんほいサーキット」というレンタルカート場を作って豊橋市と運営していますが、凄い人気で、子どもたちがみんな運転する楽しさを感じてくれています。そういう施設をもっとたくさん作りたい。
また、プロドライバーの目線から交通安全と自動運転の世界をどう構築していくかも僕の仕事。
未来のモビリティと法整備は直結しているので、その点でも政策を立てていきたいと思っていますし、移動弱者をどう救えるかも考えていきたい。
次の挑戦に向けて、今、全国を飛び回っています。人の役に立てる仕事ができるなら、それが苦労とは思っていません。
【質問の答え】
ヘンな質問ごめんなさい。ご活躍をお祈りしています。
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