【累計販売台数で検証】車名を変更したクルマの成功と失敗

トヨタカリーナ→アリオン

7代目カリーナ(1996~2001年)
累計販売台数:約27万3960台

1996年にデビューした7代目カリーナがカリーナとしての最後のモデル。若者向けのカリーナの姿はそこにはもうなかった……

初代アリオン(2001~2007年)
累計販売台数:約22万7650台

2001年にカリーナの後継モデルとしてデビューしたアリオン。コロナプレミオ改めプレミオともども販売面では善戦していたが好転させることはできず

 1970年に初代がデビューしたカリーナ。年配をターゲットとしたコロナとコンポーネンツを共用しながら若者向けのセダン&クーペに仕上げられ、実際に人気も高かった。

 そのカリーナ最終モデルとなったのが1996~2001年に販売された7代目だったが、このモデルではすでに若者向けだったカリーナの面影はほとんどなかった。

 そして2001年にコロナプレミオがプレミオに、カリーナがアリオンにそれぞれ社名変更されて、トヨタのビッグネームは一気に2つ消滅してしまった。

 初代アリオンはエクステリアはスポーティだったが、マーケット的にも中途半端感は否めず、イメージチェンジにより販売アップは果たせなかったが善戦したほうだろう。

 若者向けではないモデルにカリーナという車名を付け続けることをトヨタ自身が嫌がったのかもしれない、そんな想像をしてしまう。

【車名が変更になったクルマ】
■トヨタグランビア/グランドハイエース→アルファード/ヴェルファイア
■トヨタパブリカスターレット→スターレット→ヴィッツ
■トヨタコロナマークII→マークII→マークX
■トヨタセリカXX→スープラ→GRスープラ
■日産グロリア/セドリック→フーガ
■日産セフィーロ/ローレル→ティアナ
■日産ブルーバード→ブルーバードシルフィ→シルフィ
■日産ティーダ→ノート
■日産チェリー→パルサー
■ホンダS600→ビート→S660
■ホンダシビックシャトル→エアウェイブ→フィットシャトル→シャトル
■三菱ミラージュワゴン/ランサーワゴン→リベロ→ランサーセディアワゴン
■マツダファミリア→アクセラ→マツダ3

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