全く新しい令和の感性で世界やシンガポールを見つめてみて欲しい
マラソンや自転車競技、駅伝などで街を閉鎖できるのならF1のストリートレースもぜひ日本で開催してもらいたいと思うのだが、これは全く意味のないF1ファンのかなわぬ夢……なのだろうか。
シンガポールの夜景に響くF1サウンド。ブロードライトに照らされたサーキットを爆走するF1達。それを肩を抱きあいながら観戦するカップル達のシルエット。イルミネーションに飾られた観覧車、高層ホテルの屋上のプールから箱庭のような夜景の中を走り回る小さなF1達を見つめる人々、こんな幻想的な情景がシンガポールで具現化される。
なぜこれが日本の都市、東京や横浜ではできないのだろうか? もちろん否定の答えは数限りなくあるのだが、近代日本、今や令和の時代。昭和の感性を一度歴史の棚にしまい、全く新しい令和の感性で世界やシンガポールを見つめてみて欲しいと思う。
【画像ギャラリー】美しい市街地ナイトレースのシンガポールGP! 久々の開催、レースはどうなる?(4枚)画像ギャラリー津川哲夫
1949年生まれ、東京都出身。1976年に日本初開催となった富士スピードウェイでのF1を観戦。そして、F1メカニックを志し、単身渡英。
1978年にはサーティスのメカニックとなり、以後数々のチームを渡り歩いた。ベネトン在籍時代の1990年をもってF1メカニックを引退。日本人F1メカニックのパイオニアとして道を切り開いた。
F1メカニック引退後は、F1ジャーナリストに転身。各種メディアを通じてF1の魅力を発信している。ブログ「哲じいの車輪くらぶ」、 YouTubeチャンネル「津川哲夫のF1グランプリボーイズ」などがある。
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