新型エクストレイルにe-POWER搭載はあるか!?
エクストレイルは、2021年1月のフルモデルチェンジが有力になっている。7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
キープコンセプトでの世代交代だが、新開発のプラットフォームで若干のサイズアップ、軽量化しながらボディ剛性の向上、低燃費&高性能の高次元での両立、最新の安全デバイスの装備による安心パッケージのさらなる進化などでの同クラス最高のパフォーマンス実現を目指す。
シートレイアウトは2列シート5人乗り、3列シート7人乗りの両仕様設定。いずれも2WD、4WD、CVTとの組み合わせとなる。
パワーユニットは2L・NAガソリン、2Lハイブリッド(HV)を搭載。HVは1モーター2クラッチ方式でEV走行可能なストロングハイブリッドの改良型でEV走行距離&範囲の拡大、性能向上によるレスポンスアップを図る。
1.2L「e-POWER」搭載の可能性もあるが、今回は見送られる公算が強い。1モーター2クラッチ方式のストロングハイブリッドもこれまで存在価値が大きかったので、改良バージョンでもう一度チャレンジしようとの狙いによるもの。
他の日産車へのe-POWER搭載は今後どうなる?
e-POWER車についての当面の方針は2022年までの中期経営計画で「国内仕様モデルに5車種投入する」ことを明らかにしていた。これまではノート、セレナ、キックスの3車種が明らかになっており、残りは2車種となっている。
現時点で予想されているのはエクストレイル、エルグランド、新型コンパクトミニバンなどである。エルグランドはセレナに搭載されているのでモーターやバッテリーの容量アップで対応できるので技術的には可能だが、2021年あたりのフルモデルチェンジ時にタイミングを合わせることになりそう。
ただ、前述のとおり、普通に考えると、ストロングハイブリッドやPHEVの設定があるので除外される見込みだ。コンパクトミニバンはノートベースであれば有力である。
【証言:首都圏日産店営業担当者】
ジュークの後継モデルである「新型キックス」は、4月下旬にもメーカー主催の商品説明会があり、5月末に発表、6月上旬に発売開始すると聞いている。
当初は改良型の1.2L「e-POWER」のみの設定であり、かなり価格が高くなりそうなので、これがライバル車と競合したときにどうなるかだ。低金利の残価設定クレジットの設定などでカバーすることになるかもしれない。
2022年までに5車種のe-POWER車を揃えるようだが、ノート、セレナ、キックスは確定だが、後の2車種がまだ明確になっていない。
エクストレイルはストロングハイブリッドやPHEVがあるので除外されるだろう。次期型エルグランドに搭載するという噂が流れている。
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