■ヒットの前に立ちはだかるのは「納期」
新型プリウスが、良いクルマに仕上がってくるのは間違いない。しかし、気になるのはその納期である。
直近に発売された新型モデルのクラウン、シエンタを見てもわかるが、初期受注分から1年程度の待ち時間が発生することは避けられないと思う。さらに、納期を左右しそうなのがサブスクリプションサービスKINTOの存在だ。5代目プリウスでは、KINTOを使った販売に、力を入れてきそうな気配が強い。
KINTO限定で、パノラミックビューモニターやブラインドスポットモニターの後付け(通常はメーカーオプションのため後付け不可)に対応するという話が出てきた。トヨタとしてはKINTOを早く浸透させたいのだろう。その起爆剤としてプリウスに期待しているようだ。
もちろん、KINTOではない通常販売も準備している。しかし、KINTOで注文すると大幅に納車が早いというメリットが生まれる可能性が高い。グレードや仕様の他に、買い方でも納期差が生まれる時代は既に来ており、納期にどれほどの差が出るのか、注目したいところだ。
21世紀には間に合った初代プリウス。果たして5代目プリウスは2022年の終焉に間に合うのだろうか。予定通りに事が運び、新型プリウスの姿を目に焼き付けて、年越しをしたいものだ。
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