■三菱エキスパンダークロスにHEV登場!
受けて立つ日本勢はどうか? 電気自動車の出展は”ほぼ”なし。ホンダがヴェゼルベースの電気自動車を出したものの、レンタカー専用とのこと。1年を通して気温が高いタイは、日本勢の主力電池である三元系リチウムイオンバッテリーと極めて相性が悪い。
熱で寿命が半分になるイメージ。そんな電池を積む電気自動車を売ったら、信頼性が売りになっている日本車のブランドイメージは下がってしまう。
直近のストロングポイントはやはりハイブリッドだと思う。トヨタはハイブリッドを大半の車種にラインナップ。日産はe-POWERを。
そして何と! 三菱自動車も新興国モデルであるエキスパンダークロスにフルハイブリッドモデルを追加した。アウトランダーPHEVのパワーユニットを2400ccから1600ccに変え、1.1kWhの走行用電池を組み合わせている。価格もヤリスハイブリッドなどと同等。
考えてみればアウトランダーPHEVのフロント部分はホンダの2モーターハイブリッドとまったく同じシステムである。実績もあるので信頼性の不安だってなし。三菱自動車、ここにきて元気が出てきた。
私は6年前から「エキスパンダーを日本で売って欲しい」と言ってきたけれど、ハイブリッドなら万全! パジェロの復活もありそうなので、三菱自動車の夜明けは近いかもしれない。
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コメント
コメントの使い方三菱自動車の夜明けは、2004年
乾坤一擲suvのアウトランダーを旗艦に据えた時です。
それが今phevとして結実し脚光を浴びています。
数年後にはスクラップの山ができている事でしょう。
品質面の問題が多数報告されています。