■LEXUS LF-30 Electrified
●レクサス電動化時代への技術的アピールだ!
エクステリアは跳ね上げ式ガルウイングドアの4シーターでクロスオーバーSUV的なフォルムということもあり、いかにもコンセプトカー然とした雰囲気なのだが、ここで示される“レクサス電動化ビジョン”は今後レクサスが進むべき道を明確にするもので、とても興味深いものだ。
すなわち、電動化技術を使い基本性能を大幅に進化させることで、自動運転化などモビリティ社会が変化し続けるなかでもクルマを持つ喜びや楽しさを提供し続けていくことを目指すという、レクサスの思想の表現がこのクルマ。
24インチの大径ホイールは4輪合計400kW/700Nmになるインホイールモーターが組み込まれており、タイヤとともにグッドイヤーブースでも技術展示されていた。
レクサスは間もなくブランド初のEVを発表し、2020年代前半にはEV専用モデルを投入することをモーターショーの場で発表した。
このクルマで示されたEV技術は今後に活かされていく!!
■レクサス LF-30 Electrified 主要諸元
・全長×全幅×全高:5090×1995×1600mm
・ホイールベース:3200mm
・車両重量:2400kg
・航続距離:500km(WLTP)
・バッテリー容量:110kWh
・充分能力:150kW
・0-100km/h加速:3.8秒
・最高速度:200km/h
・最大出力/最大トルク:400kW/700Nm
■レクサス LCコンバーチブル
●市販に向けた最終仕様が東京モーターショーでお披露目!
1月のデトロイトショーでワールドプレミアされた「LCコンバーチブル」が東京でも展示されていた。いよいよ発売が近いと見た!
ボディサイズは全長4760mm、全幅1920mm、全高1350mmでホイールベースは2870mm。
今回はオープン状態のみでの展示でトップを閉めた状態は非公開だったけれど、メタルトップではなくソフトトップということだ。ズバリ、来年登場の予定!(追記:レクサスLCコンバーチブルはLAショー(2019年11月18日~12月1日)に市販型が出品され、そこで「2020年夏 日本仕様発売」がアナウンスされました)
■スズキ 新型ハスラー
●12月下旬にフルモデルチェンジ 2代目はキープコンセプトだけど完全新設計の意欲作!
特徴的な丸目2灯ヘッドライトのフロントマスクとカクッとしたボディ、SUVテイストの前後バンパーデザインにブラックの前後フェンダートリム……。東京モーターショーに出展された「ハスラーコンセプト」は一見、「ン!? どこが違うの!?」と思わせておいて、実はホイールベースが2425mm→2460mmになっているなど、新開発プラットフォームを使った、正真正銘のフルモデルチェンジなのである。
全長、全幅は軽自動車枠一杯の3395×1475mmで変更はないが、全高は15mm高い1680mmとなる。
実際に現車を目の前にすると、「似ているけれど全然違う!」と感じた。MINIのモデルチェンジのようなものだ。
一転室内はインパネの雰囲気がガラリと変更されていてモデルチェンジ感がビンビンに伝わる。
3箇所の、ボディ色フレームで囲まれたインパネが印象的。後席は足元スペースが広がり、より居住性がアップした。
エンジンは直3マイルドハイブリッドだが現行型とは異なる新開発。間もなく、12月下旬に発表され、来年初頭より発売開始の予定だ。
■スズキ 新型ハスラー主要諸元
・全長×全幅×全高:3395×1475×1680mm
・ホイールベース:2460mm
・車両重量:非公表
・エンジン:非公表
・最高出力:非公表
・最大トルク:非公表
・サスペンション:非公表
■スズキ 新型ハスラー(Jグレード)主要諸元
・全長×全幅×全高:3395×1475×1665mm
・ホイールベース:2425mm
・車両重量:800kg
・エンジン:直列3気筒DOHC、658cc
・最高出力:52ps/6500rpm
・最大トルク:6.4kgm/4000rpm
・サスペンション:ストラット/ITL
コメント
コメントの使い方