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2代目ST185型GT-FOUR/1989年9月登場

丸いエアインテークがGT-FOUR RCの証。RCとはラリーコンペティションの略 。 1991年9月にWRC用のホモロゲーションモデルであるセリカGT-FOUR RC(ラリー・コンペティション)を日本国内限定1800台で販売。メタルタービンや水冷式のインタークーラーを採用し、戦闘力がアップ

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 となれば、次の世代のGT-FOURである「ST185」はどうだろうか?

 ST185は、1989年9月に登場した5代目セリカをベースとするスポーツ4WD。こちらもエンジンはST165同様の2Lターボだが、最高出力は225ps/31.0kgmまで増強。

 そして1991年9月にはWRC参戦のためのホモロゲーションモデルであるセリカGT-FOUR RC(ラリー・コンペティション)を5000台生産し、日本国内には1800台のみが割り当てられた。このRCはさらに10ps向上した235psまで高められていた。

 WRCでは、ST185型セリカGT-FOURの投入により、1992年(サインツ)、1993年(ユハ・カンクネン)、1994年(ディディエ・オリオール)と3年連続でトヨタのドライバーがWRCチャンピオンに輝いた。

 またトヨタは1993年〜1994年と2年連続でマニュファクチャラー選手権を制覇。ST185型セリカ GT-FOURはWRCで通算16勝を挙げ、トヨタの数々のラリーカーの中で最も成功を収めたモデルとなっている。

 翌1992年シーズンからこれのグループAマシンが出走し、同年はカルロス・サインツがドライバーズタイトルを獲得。

 翌1993年シーズンはユハ・カンクネンがドライバーズタイトルを獲得すると同時に、日本車メーカーとしては初のWRCマニュファクチャラーズタイトルをトヨタにもたらした。

 ST185の流通量も今やST165とほぼ同程度で、ST165の4台に対し、ST185は全国で5台。

 中古車価格は179万~298万円だが、比較的お安い179万円の個体は走行11.6万kmの通常GT-FOUR。

 WRCのホモロゲーションモデルであるGT-FOUR RCはさすがに高くなっており、3台流通しているRCの価格はそれぞれ279万円/298万円/348万円。走行距離はそれぞれ13.6万km/9.3万km/8.7万kmだ。

 RCの場合は走行距離と価格の間に少々の相関が見られるが、それ以上に「ノーマル状態に近いか?」というのと、当然ではあるが「クルマとしてのコンディション」によって価格が決まっている模様。

 というか、やはりGT-FOUR RCは希少なだけあって、いまだけっこうなプライスでありますな……。


セリカGT-FOUR RC(ST185)
●全長×全幅×全高:4410×1745×1305mm
●車重:1460kg
●エンジン:1998cc、直4ターボ
●最高出力:235ps、最大トルク:31.0kgm
●価格:317万1000円

3代目ST205型GT₋FOUR/1994年2月登場

ST205WRC仕様車はリアウイングがゲタ付きで高くなっていた。3S-GTEエンジンはタービンのサイズアップ、インタークーラーの大型化、インテークバルブのリフト量アップ、インテークマニホールドのサージタンク容量アップなどにより最高出力が20psアップの255ps

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 ならば、セリカGT-FOURとしては一番新しいというか、最後のGT-FOURであるST205の中古車事情はどうなっているのか?

 ST205は、1993年10月に登場した6代目のセリカをベースとする4WDターボモデルで、FFモデルに遅れること4カ月の1994年2月に発売された。

 こちらの2Lターボエンジンはターボチャージャーの性能向上と給排気系の改良などにより、先代比30ps増の最高出力255ps/31.0kgmを発生するとともに、広い回転バンドで高トルクを発生する特性。

 WRC参戦の公認を取得するために作られたのは、2500台限定(国内向けは2100台)の「GT-FOUR WRC仕様車」だ。

 旋回時のグリップを大幅に高める「スーパーストラットサスペンション」を採用したST205型ベースのグループAラリーカーは1994年シーズン途中のラリー・オーストラリアから出場。

 しかし大型化されたST205は、その重量ゆえにWRCでは苦戦。勝てたのは1995年のツールド・コルスだけで、レギュレーション違反による制裁なども受けながら、1995年にワークスとしての活動を終えた。

 ST205の流通台数はST185より1台多い全国に6台しかない。中古車価格は「新しい」だけあって全体的に高い。

 1台だけ124万円という走行23万kmの格安物件はあったが、あとは軒並み250万円オーバーで、最高値は359.9万円。

 こちらは走行わずか2.5万kmのフルノーマル/禁煙/屋内保管という博物館級の個体なので、約360万円という価格にも納得だ。

 一般的な走行6万〜8万kmぐらいのST205は、250万〜270万円ぐらいというのがおおむねの相場である模様。

 ちなみに希少な「WRC仕様車」は、2020年9月上旬時点では1台も見つけることができなかった。


セリカGT-FOUR WRC仕様(ST205)
●全長×全幅×全高:4420×1750×1305mm
●車重:1390kg
●エンジン:1998cc、直4ターボ
●最高出力:255ps、最大トルク:31.0kgm
●価格:327万1000円

次ページは : まとめ/セリカGT₋FOUR「中古車の現在地」

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