ボルボ中古車の最大の値落ち幅を記録したV40クロスカントリー
そして、現在ボルボ車で最も大きな値落ち幅を記録したのが、クロスオーバーSUVのV40CCだ。
流通台数3ヵ月前の約210台から、約165台へと減少傾向となっているが、平均走行距離が約1万7000kmから約2万7000kmまで延びている。
その動きに連動して平均価格は約252万円だった3ヵ月前から今月は約225万へと27万円の値落ち幅を記録している。
V40CCの平均価格の推移も1年スパンで見てみると、2019年11月の約287万円から緩やかな値落ち傾向が続いていた。
それが2019年9月になると値落ち幅が大きくなっているのだ。V40と同様にまさに今大幅な値落ち傾向となっていてV40CCは狙い時なのだ。
V40CCの中古車の価格帯は、約106万~約399万円。グレード構成はデビュー当初から設定されているT5 AWDが約42台で最も多く、価格帯は約106万~約157万円。
続いて多いのが、ディーゼルターボエンジンを搭載したD4 サマムで価格帯は約208万~約329万円。3年落ちの中古車で最大約55%の値落ち率となっている。
3番目に多いのがD4 SEの19台で価格帯は約129万~約239万円だ。4WD車はT5 AWDは多いが、これに続くのは約14台のT5 AWD サマムで価格帯は約169万~約308万円。3年落ちのT5 AWD サマムは最大で約51%の値落ち率だ。
こうして見ると、年式の進み、走行距離が延びたモデルを除くと、ディーゼルの2WD車に割安感が高くなっている。
したがってV40CCの狙い目はD4といえる。ボルボは現在エンジンラインアップの変更を進めているので、絶版となったガソリンエンジン車の値動きが注目のポイント。
値上がり傾向となっているXC90やXC40、流通台数が少なく目立った値動きのないV60、S60でも今後は動きが出たり、変わったりするので注視していきたい。
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