R34スカイライン、チェイサー… 名車の代名詞!! いつか乗りたい「直6FR」を中古で狙う!

直6のBMW M3はどのモデルが買いか?

E36型M3。1993~1995年に販売された前期型はS50B30型3L、直6ユニットは286ps/32.7kgm。1995~1998年に販売された後期型は321ps/35.7kgmを発生するS50B32型3.2L、直6
E36型M3。1993~1995年に販売された前期型はS50B30型3L、直6ユニットは286ps/32.7kgm。1995~1998年に販売された後期型は321ps/35.7kgmを発生するS50B32型3.2L、直6

E36型BMW M3の中古車情報はこちら!

 しかし考えてみればBMW3シリーズではなく、それとよく似た形ではあるが、実はまったく別モノである「BMW M3」の直列6気筒DOHCエンジン搭載車にこそ、我々は注目すべきなのかもしれない。

 グループAレースに参戦するため作られた初代M3(1985~1990年)が搭載したのは直6ではなく直列4気筒のDOHCで、E90世代(2007~2014年)のM3は4LのV型8気筒自然吸気ユニット。

 そして2014年からのF80/82型世代のM3セダンおよびM4クーペは直6ターボに回帰はしたものの、高額すぎてなかなか買えるものでもない。

 となれば、注目は3Lまたは3.2LのS50型直6DOHCを搭載したE36世代のM3(1993~1998年)か、その次のS54型直6DOHCを採用したE46型M3(2000~2006年)ということになる。

 細かいことというか、個人的な好みでいうと3Lだった時代のE36型前期M3のエンジンこそがシャープで素晴らしかったと思うが、それはもう25年以上前のこと。

 こういった世代の中古車は、もはや新車時のエンジンフィールうんぬんではなく「現在のコンディション」こそを最優先して考えるのが鉄則であり、幸せへの道でもある。

2000~2006年に販売されたE46型BM3。S54B32型3.2L、直6エンジンは343ps/37.2kgmを発生。トランスミッションはゲトラグ社製の6速MTと6速シングルクラッチのセミオートマ(SMGII)の2種類。2003年には外装の一部変更やSMGのコンピュータ変更など改良が加えられた
2000~2006年に販売されたE46型BM3。S54B32型3.2L、直6エンジンは343ps/37.2kgmを発生。トランスミッションはゲトラグ社製の6速MTと6速シングルクラッチのセミオートマ(SMGII)の2種類。2003年には外装の一部変更やSMGのコンピュータ変更など改良が加えられた

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 現在の相場は、E36型M3が前期・後期を問わず150万~450万円といったところで、E46型M3は200万~460万円というのがひとつの目安。

 「もはやクラシックカー」と呼んでしまっては少々大げさだが、それに近い部分もなくはない世代ゆえ、「とにかく素性の良い個体を気長に探す」というのが、E36型またはE46型の直6搭載M3を購入するうえではかなり重要となるだろう。

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