■3代目三菱 ミラージュサイボーグ
最後は1987年10月〜1991年9月に販売された3代目三菱ミラージュ。ホンダが自然吸気、トヨタが過給器のスーパーチャージャーを採用。このミラージュのスポーティモデルのサイボーグには4G61型1.6L直列4気筒DOHCエンジンにはインタークーラー付ターボを装着し、最高出力145psを発生していた。
1989年のマイナーチェンジで最高出力は160psまで高められ、テンロクの最高出力バトルは激化した。
残念ながら、3代目ミラージュの中古車はわずか1台しか流通しておらず、しかもターボ車ではなく、自然吸気車のサイボーグだ。
それでも車両本体価格は約220万円とかなりの高値となっている。現行型のスイフトスポーツより高額だ。若い時に胸躍らせた“テンロクスポーツ”も、もう昭和の時代同様に遠い存在となってしまった。
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