2020年代の終わりまでに全モデルを電動化するとしているメルセデス・ベンツは2021年9月5日、ミュンヘンで開催されたIAAモビリティ2021にて「コンセプトEQG」を初公開した。
これは要するに「GクラスのEV化」を強く示唆したコンセプトモデルで、2025年にはさっそく市販されると言われている。
となれば、ガソリンおよびディーゼルエンジンを搭載するGクラスはいよいよ販売終了か? と心がざわついている人も多いのではないだろうか。
2025年以降にはGクラスもEVだけになり、もうガソリンやディーゼルの純エンジン車の新車が買えなくなる日もそう遠くはない時代に来てしまうのだ。
それならば、新車があるうちに買っておきたい……と思うお金持ちはいるに違いないが、新車なんか高くて買えない……と思っている人が大部分ではなかろうか。そうなると心配なのは、EVが登場する未来が見えたことで、内燃機関のGクラスの中古車相場が値上がってしまうのでは……ということ。
中古車にしたってGクラスの場合はかなり高額で、世界中の金持ちが中古のGクラスを狙っているわけだが、一応「自分でも買える可能性はある!」ということで、現行型および旧型Gクラスの中古車相場が今どうなっているのか、調査してみた。
文/伊達軍曹
写真/メルセデス・ベンツ、ベストカー編集部
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