■まさに「現代版羊の皮をかぶった狼」、レクサスIS F
そして、「現代版羊の皮をかぶった狼」として最後に紹介するのが、2007~2014年まで販売されたレクサスIS Fだ。
比較的コンパクトなスポーツセダンの先代型レクサスISのボディに最高出力423ps、最大トルク505Nmを発生する5L V型8気筒自然空気エンジンを搭載。トランスミッションには8速ATが組み合わされ、駆動方式はFRとなっている。
ハイパワーエンジンのポテンシャルを活かすために、専用のサスペンション、鍛造19インチアルミホイール+前後異サイズタイヤを採用。さらに、富士スピードウェイをはじめとする国内外のサーキットで徹底的に走りこみを実施し、Fの称号が与えられた。まさに、「現代版羊の皮をかぶった狼」にふさわしいモデルだ。
現在、レクサスIS Fの中古車は約51台流通していて、価格帯は約143万~約749万8000円。そのうち、約11台が予算200万円で購入可能となっている。
大排気量自然吸気エンジンは自動車税がメチャクチャ高いし、燃料代もかかる。しかし、このようなどこまでも加速していくような感覚のパワートレーンをお手軽な価格で味わえるのは今だけ。そう考えると、こういうクルマこそ中古車購入の醍醐味が味わえると言える。
【画像ギャラリー】中古200万以下で買える国産300ps以上セダン5選を写真でチェック!!(25枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方