2020年10月15日の正式発表から大きな話題となっている新型レヴォーグ。だが今年のスバルはこれだけでは終わらない、いやむしろこれからが本番と言っていい。国内で展開している全ラインナップが一斉に切り替わりの時期を迎えているからだ。
今回はその中から、グレード構成を一新しターボを復活させたフォレスターのマイナーチェンジと、STIスポーツが設定されたインプレッサの一部改良についてお届けする!
■フォレスターの主な改良ポイント
・新型1.8Lターボを新設定
・e-BOXERを主力に変更して拡大搭載(2.5Lエンジン廃止)
・Xブレイクは「eアクティブシフトコントロール」を新搭載
■インプレッサの主な改良ポイント
・「アドバンス」「2.0e-Lアイサイト」「STIスポーツ」の3グレードを新設定
・「アドバンス」「2.0e-Lアイサイト」にはe-BOXERを搭載
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※本稿は2020年10月のものです
文/ベストカー編集部、写真/SUBARU
初出:『ベストカー』 2020年11月26日号
■デビューから2年のフォレスター、マイナーチェンジでターボ復活!
デビューから2年が経過するスバルのミドルSUV、フォレスターのマイナーチェンジが実施された。
現行フォレスターは2.5Lと2Lハイブリッドの「e-BOXER」の2つのパワーユニットを搭載して登場。
しかし先代モデルにあったターボ車がなくなったため、これまで力強い走りが魅力だったフォレスターとしては、正直物足りない部分があった。
そこで、今回のマイナーチェンジでは新型の1.8Lターボ搭載車を新たに設定。同時に2.5Lエンジンを廃止し、エンジンラインナップに合わせてグレード構成の見直しが図られた。
パワーユニットは1.8Lターボとe-BOXERの2本立てに変更。
e-BOXERが主力パワーユニットとなり、従来の「アドバンス」1グレードから「アドバンス」「Xブレイク」「ツーリング」の3グレードに拡大搭載。
1.8Lターボは、新たに設定された最上級グレードの「スポーツ」に搭載される。
1.8Lターボは、新型レヴォーグと同じ新開発の1795cc水平対向4気筒直噴ターボで、177ps/30.6kgmを発揮。低速域からトルクフルな走りを実現する。
また、e-BOXER車では、スポーツ走行時に高いエンジン回転をキープして走りの楽しさを味わえる「e-アクティブ シフトコントロール」をXブレイクに新たに搭載したのも改良点となっている。
先進安全装備が従来どおり充実しているも魅力だ。
■フォレスター スポーツ 主要諸元
・全長×全幅×全高:4625×1815×1715mm
・ホイールベース:2670mm
・最小回転半径:5.4m
・車両重量:1570kg
・エンジン:水平対向4DOHCターボ
・排気量:1795cc
・最高出力:177ps/5200-5600rpm
・最大トルク:30.6kgm/1600-3600rpm
・ミッション:CVT
・サスペンション 前/後:ストラット/Wウィッシュボーン
・WLTCモード燃費:13.6km/L
・価格:328万9000円
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