2020年11月24日、日産のフルモデルチェンジしたコンパクトカー「ノート」の先行公開と同時に、オーテックジャパンは、新型ノートをベースにしたカスタムカー「AUTECH(オーテック)」を先行公開した。
オーテックシリーズは、フラッグシップのエルグランドから、軽自動車のルークスまで、6車種に渡って展開されており、カスタマイズカーとしての立ち位置を築いてきた。
本記事では、ベースモデルとはひと味違い、スポーティさが増した新型ノートオーテックについて、詳しく紹介したい。
文/吉川賢一、写真/ベストカー編集部
【画像ギャラリー】ベース車公開と同時にカスタム車も先行公開! オーテックジャパンが手がける新型ノートカスタム「AUTECH」登場!!
■プレミアムスポーツ目指した新型ノートオーテック
オーテックジャパンは、神奈川県茅ケ崎市を本拠地とし、日産車をベースに、様々なカスタマイズカーを開発している。
今回紹介するオーテックシリーズ以外にも、手すりやシートの昇降機構などを備えた福祉車両や、職人によって1台1台作りあげられるような商用特装車なども開発しており、「技術の職人集団」ともいえるようなメーカーだ。
ここ数年、力を入れているオーテックシリーズは、「プレミアムスポーティ」をコンセプトに、内外装へ手を加えて作り込みを行い、クオリティの高いカスタムカーのシリーズだ。
今回の新型ノートは、クオリティの高い内外装を得ているが、新型ノートオーテックでは、さらにクオリティ高い仕上がりとなっている。
■オーテックならではのデザインテイストが魅力
新型ノートオーテックのベースとなるのは、新型ノートの上位グレード「X」。
テーマカラーとなるオーロラフレアブルー、通称「湘南ブルー」と、渋い煌きを放つメタル調フィニッシュパーツの組み合わせで、一目でオーテックシリーズだということが伝わる。フロントバンパーに入る、専用のブルーカラーのシグネチャーLEDも特徴的だ。
ボディカラーはオーテック専用色3つを含めて全8色を設定。写真のクルマの色は、オーテック専用色となるオーロラフレアブルーとスーパーブラックのツートーンカラーだ。
他にも、ピュアホワイトパーツとスーパーブラックのツートーン、ミッドナイトブラックが専用色だ。
基準車とは異なる専用グリルに加えて、メタル調フィニッシュが施されたフロントプロテクターやサイドシルフィニッシャー、バンパープロテクター、ドアミラーカバーなど、トータル・コーディネートは完璧だ。専用16インチアルミホイールも足元を引き締めている。
車高も低くなったように見えたが、サスペンション関係には、オーテックで手を入れる必要はなかったという。それだけ、基準車の走りの出来が良いそうだ。「走り」の速さを狙うのは、今後登場するであろう、「ノートNISMO」に譲ったようだ。
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