■プレミアム感が増したインテリアも上質
今回の新型では、エクステリアよりもインテリアの方が、旧型との変化は大きい。フロントドアを開いて最初に目に入るのが豪華なフロントシートだ。
レザレット(人工皮革)の前後シートは手触りも良く、また、かけ心地も柔らかくて心地よい。波目のような模様が入ったことで、表皮が延びやすく、非常に柔らかいシートに座っているように感じる。
基準車と同じく、シート表面に、フーガやシーマといった高級車に使っているスラブウレタンを使っているそうだ。
また、助手席側の正面にあるインストパネルの一部には、木目が浮いて見えるような塗装がされていた。担当者へ聞くと、高級材の紫檀(シタン)の柄と、ダークグレーをベースに、ブルーに光るパールをあしらったという。部分的な採用とはいえ、高級感を感じられるポイントだ。
専用のステアリングホイールには、下側にブルーの本革が織り込まれており、新しい日産エンブレムとマッチして、良いアクセントとなっている。また随所にブルーのステッチ縫製が入れられており、見違えるほど、カッコよくなった。
また、オーテックの高い技術力を生かした、助手席回転シートも忘れてはならない。簡単な操作で、助手席が外側に向けて回転をする機構が組み込まれている。
このシートも、基準車と同じく、ゼログラビティシートを採用している。身体が不自由で乗り降りに苦労されている方、和服でスマートに乗り降りしたい方、多用なニーズに対応できるはずだ。
■ひと味違う新型ノートオーテックの役目とは?
新型ノートAUTECHは、プレミアム感をより感じられて、周囲とは少し違ったカッコ良いクルマを望む、「お洒落カスタム」を楽しみたいユーザーに適しているだろう。
走行性能も期待できる新型ノート、そして新型ノートオーテック。今後の試乗が非常に楽しみだ。
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