2022年9月の登場からあっという間に1年が経とうとしているトヨタ クラウンクロスオーバー。セダンとSUVを融合させた斬新なスタイルで話題を集めたが、新鮮味がある登場したての時と現在では、クルマへの評価はどう変わったのか?
※本稿は2023年5月のものです
文/岡本幸一郎、片岡英明、国沢光宏、写真/ベストカー編集部、トヨタ
初出:『ベストカー』2023年6月26日号
■超話題のターボハイブリッドを新搭載!
新世代サルーンを目指してクロスオーバーへと大変身した新型の第一弾。パワーユニットは2.5Lハイブリッドに加えて、新開発の2.4Lターボハイブリッドを設定。全車4WDとして、スポーティな走りを実現する。
●トヨタ クラウンクロスオーバー Gアドバンスト・4WD
・全長×全幅×全高:4930×1840×1540mm
・車重:1770kg
・最小回転半径:5.4m
・パワーユニット:2.5L、直4(186ps/22.5kgm)+モーター(F:119.6ps/20.6kgm/R:54.4ps/12.3kgm)
・燃費:22.4km/L
・価格:510万円
■岡本幸一郎先生からの再・通信簿
・パワー感:8点
・ハンドリング:8点
・快適性能:8点
・環境性能:8点
・実用性:8点
・お買い得度:8点
走りの実力はかなりのもので、リアモーターや4輪操舵を駆使してFFベースとは思えないハンドリングを実現している。ハイブリッドの動力性能も燃費もまずまず。半面、横置き4気筒エンジンはこの車格にはちょっと不似合いか。
●総合評価:88点
コメント
コメントの使い方クルマ自体は決して悪くはないと思うが、果たしてこのクルマに「クラウン」と名付けていいものか?という疑念がずっと残っている。これは今後出て来るであろう派生車種に対しても思うことである。