令和の小型車戦国時代に音沙汰なし… 超名門「マーチ」はどうすればよかったのか

令和の小型車戦国時代に音沙汰なし… 超名門「マーチ」はどうすればよかったのか

 何度となく「そろそろ生産終了か?」という噂が出ながらも、販売し続ける日産マーチ(2020年春に「一時生産中止」という報道があり、「ついに絶版か」という噂が流れたが、同年7月に一部改良を実施して、現在も販売中)。

 販売は好調…とはいいがたく、2021年1月の月販台数は752台。同門のノートが7532台を売っていることを考えると、1/10という状況。かつて一世を風靡した超名門車が、(新型ノートだけでなく、トヨタからヤリス、ホンダからフィットと、それぞれ新型が登場している)令和のコンパクトカー戦国時代に、まったく音沙汰なしというのは寂しいかぎり。

 マーチはなぜこんなに影が薄くなってしまったのか。何が悪かったのか。どうすればよかったのか。販売事情に詳しい渡辺陽一郎氏に伺った。

文/渡辺陽一郎 写真/NISSAN

【画像ギャラリー】月平均1万台以上を登録していたこともあるマーチの歴代写真はこちら


新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!