新型ハイエースどうなる? このまま2030年まで現行型でいく…のか…??

■圧倒的に売れているのは4ナンバーバンGLの5ドア標準ルーフ

 ハイエースのラインアップはバン、ワゴン、コミューターの3分野に分かれるが、圧倒的に売れ行きが良いのは4ナンバーのバンである。

 バンは商用の貨物車で荷物の配送、仕事道具の積載などの業務用に多く使われているが、これだけではなくレジャーなどに出かけるのにつり、サーフィン、キャンプなど関連用品などを運ぶ、あるいはキャンピングカーなどへの改造などと幅広く一般の乗用車としても愛用されている。

 貨客両様としても使えるので、ウィークデーは業務用、週末や休日はレジャーに出かけるといった使い方もできる。

どうなるどうする新型ハイエース このまま2030年まで現行型でいく…のか…??
左:バン スーパーGL(標準ボディ 2WD ディーゼル車) 中:ワゴン グランドキャビン(2WD 2700ガソリン車) 右:コミューターGL(2WD ディーゼル車) すべてオプション装着車

 販売の中心となっているバンはボディ長がロング、スーパーロング、ルーフ形状は標準、ハイルーフ、フロア形状は標準、ジャストロー、ドア数は4、5ドア、乗車定員は2列シート2/5人、2列シート3/6人乗り、1列3人乗りなどいろいろ選べる。

 エンジン、駆動方式、トランミッションの組み合わせはエンジンが2.7L、2LガソリンNA、2.8Lディーゼルターボの3種類。駆動方式との組み合わせは2WDが3エンジン、4WDは2L以外の2ユニット、トランスミッションは2Lガソリンが6ATと5MT、これ以外はすべて6ATのみの設定となっている。

 おおよその販売構成比では、80%が2.7&2Lガソリン仕様。また、70%が2WD。そして大半は6ATとなっている。グレード構成は標準のDXと装備を柔術させたGL、ワゴンはスーパーロングのグランドキャビンも設定する。一般向け、業務用も含めて最も売れ行きが好調なのは上級のGLで5ドア標準ルーフ、2/5人乗りだ。

■特別仕様車は納期2.5ヶ月待ちという人気ぶり

 最近特に売れ筋になっているのは特別仕様車「スーパーGL ダーク プライムII」。

 GLをベースに特別装備として以下を装備している。

 【LEDヘッドランプ、メッキフロントグリル、メッキバックドアガーニッシュ、4本スポークステアリングホイール、ステアリングスイッチ、フロントエアコンプッシュ式、インストルメントパネルアッパー部黒木目マホガニー調加飾、シフトベゼルのシルバー加飾、シフトノブの本革+黒木目マホガニー調加飾、フロントドアトリム合成皮革、パワーウインドースイッチベースの黒木目マホガニー調加飾、シート表皮:トリコット+合成皮革&ダブルスティッチダークグレー、ルーフ&ピラー&セパレーターブラック、スライドドアスカッフプレートに車名ロゴ&イルミネーション付き、スマートエントリーシステム、専用フロアマット】

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バン スーパーGL(標準ボディ 2WD ディーゼル車)ボルドーマイカメタリック オプション装着車
どうなるどうする新型ハイエース このまま2030年まで現行型でいく…のか…??
バン スーパーGL(標準ボディ 2DW ディーゼル車)オプション装着車
どうなるどうする新型ハイエース このまま2030年まで現行型でいく…のか…??
バン スーパーGL(ワイドボディ 2DW ディーゼル車)ブラックマイカ オプション装着車

 安心・安全パッケージの「トヨタセーフティセンス」はプリクラッシュセーフティ、レーンでパーチャーアラート、オートマチックハイビームの3つの先進安全機能を標準装備している。

どうなるどうする新型ハイエース このまま2030年まで現行型でいく…のか…??
Toyota Safety Sense作動イメージ

 首都圏にあるトヨペット店でハイエースバン2L「スーパーGL ダーク プライムII、2/5人乗り5ドア(車両本体価格323万円)」、特別色のホワイトパールクリスタルシャイン、パワースライドドア両側イージークローザー、デジタルインナーミラー、インテリジェントクリアランスソナー、アクセサリーコンセント、ドライブレコーダー、ナビ、ETC、ボディコート、フロアマット、ドアバイザーなどオプション&付属品約32万円分を弾いて貰うと、総額380万円と出た。

 第一回商談の値引き提示額は25万円。納期は2.5ヶ月待ちの6月下旬となっている。

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